●メーター交換/H18.11.26(日)


しばやんカブのメーター周りは、ゴチャゴチャしている。
モンキーから乗り換えた時は、回転計ぐらいだったものが、いまでは・・・・

 右配置   C B
        D @ AE


 @速度計:昔のCD系/120キロスケール
 A回転計:デイトナ14,000回転スケール
 B油温計:油温管理は大切です。
 C時 計:バックライト付で夜間もOK
 D電圧計:○○化していた頃の必需品
 Eサイクロメーター:速度(最高、平均)、
           トリップ、走行時間等。
  と、お祭りテンコ盛り状態です。


最近、武川、ACEWELL等各社よりマルチメーターがリリースされており、気になっていました。
モノによっては、上記@〜E以上の機能が満載されたモノもあり、真剣に導入を考えました。
現行ハンドルにマルチメーターを取付けるには、メーター本体の厚みもあり、上手く収まりそうもありません。
バーハン化してしまえば、それなりに収まるとは思うのですが、しばやんカブの数少ないノーマルらしさを残すため、純正のハンドル(カバー)は外したくありません。
考察の結果、上記のようなマルチメーターは見送ることにしました。

じゃ、どうするか? 諦めるのか? 今のままでよいのか?
一度思い立ったので、このまま引き下がりたくはありません。

やりたいことを整理します。
 ・現行の速度計は照明が暗く、夜間は回転計頼りの走行となっており、改善が必要である。
 ・現行の速度計はそのまま残し、他のメーターを整理(少なく)したい。
 ・回転計はデジタルor数値orバー表示でなく、針表示としたい。
 ・配線の簡略化、消費電力軽減を図りたい。

ネットで調べた結果、タコメーターは油温も同時表示できる「武川のミディアムDNタコメーター」とします。
次にスピードメーターの考察です。

候補は二つ。
 A案:武川製ミディアムDNスピードメーター
 B案:アクティブ製デジタルモニター(スピードメーター)

しばやん的考察
 A案 ○:タコメーターと同デザインなので、バランス的によい。
    ×:メーターギアからの信号で速度表示するため、現行速度計が使用不可。
      2つのメーターをハンドルカバーに埋め込むことも可能だが、私の好みでない。
      時計表示機能がない。防水性に難(タコメーターも同じ)あり。

 B案 ○:金属と速度センサーで速度表示するので、現行速度計も使用可能。
      速度、オド、トリップ、時計の同時表示可能。
    △:廉価。でもコレ故、機能トラブルの原因になる可能性も否定できない。
      バックライトが4色から選択できるが、お達者としては微妙〜。

で、よ〜っく考えた結果、B案で進めることとしました。

思い立ったら、即行動です。
ネットで当該品の価格状況、送料等を下調べしておきます。
H18.11.21(火)はカブで出勤していたので、昼休みにいつものパーツ屋さんへ。
幸か不幸か、2つとも店内在庫がありました。
武川のスーパーマルチメーターもありましたが、現物の大きさ(厚み)を見て、カブへの装着不可を再確認しました。

早速、店員さんに見積もりをお願いします。
私が見積もっても、マルチメーター1個より廉価で済みそうです。
店員さん、暫く電卓を叩き、どこかに電話しています。
「構わないですよね。」とか言ってます。私は知りません。
5分ほどして、見積価格が提示されました。
当然、税込、送料・手数料無し、メーカー&お店の保証付き、即納状態の価格です。
提示価格が、私の予想価格よりも廉価でした。
確かに本体単体価格はネット(通販)の方が廉価ですが、送料、信頼、保証、安心、大人のお付き合い等を加味するとパーツ屋さんで決定です。


「同じお金(金額)を落とすなら、そのお金が活きる(活かす)使い方をすべし。」我家の家訓です。

ネットで十分なものとは使い分けます。
そうと決まれば、チャチャっと購入手続を済ませ、午後の始業前には会社に戻ります。

これで、ボーナス分の小遣いの有効利用先が確定しました。



H18.11.26(日)雨
天候不順で、築城基地の航空祭行き中止したため、カーポート下でメーター交換作業します。
別府行きその他で、既に購入して数日が経過しています。

新旧メーターを機能比較した結果、平均速度、走行時間を測定するサイクロメーターは残すことにしました。
新スピードメーターには、速度、距離、時計表示の他にウィンカー、ニュートラル、ハイビーム表示灯機能が付いていますが、それらは現行の速度計を使用しますので使いません。
いずれ、SPDエンジンのギアポジション灯にでも活用しましょう。

現行の、回転計、油温計、時計、電圧計をチャチャっと取り外します。

新タコメーターには、温度表示機能が付いていますので、油温計として使います。
センサーはスティックタイプが付いていますが、先端ネジ部分&結線コネクターがデイトナと同形状なのでそのまま使えます。使えそうです。
と思ったのは、コチラの勝手な思い込みと決め付けでした。

テスト結線で、付属センサーでは外気温を表示しますが、デイトナのセンサーでは「0度」
極性を変えても「0度」
外見が同じでも互換性はないのね。仕方がない。
パーツ屋さんに電話すると、武川のネジタイプのセンサーの在庫があり解決しました。

ここで、作業は一時中断です。
昼食&買い物です。家庭内ポイントはチャンとゲットしておきます。
当然、買い物ついでに先ほどのセンサーを引き取りに行きます。

戻ってきて、作業再開。
ネジタイプの油温センサーの作動を確認してアダプターにネジ込み、プラグコードから回転ピックアップを取って終了です。

次は、スピードメーターです。
このメーターは、速度センサーと金属製の感知対象物(隙間3ミリ)で速度表示します。
が、チョット、チョット、チョットぉ〜 感知対象物がキットに入っていません。

取説では、感知対象物は金属製の20×20×1mm位の大きさを指定しています。
ワッシャーで代用かなぁ?
センサー部、感知対象物の取付位置を考察します。
スポーク? ブレーキディスク? チューブバルブ?
どこに付けるにしても、不恰好でスマートじゃありません。

座禅を組み、両人差し指を舐め、頭頂部で数回まわし、手はおへその下に組み、
「ポク、ポク、ポク、ポク、・・・・・・ チ〜ン」
ヒラめきました母上様、さよちゃんコレで大丈夫だよ。

「ブレーキディスク取付けネジの利用」
ワッシャーを取付けるのではなく、既存のモノを利用するんです。
ネジの頭にセンサーを近づけ、左右に振ると反応します。「イケる」
では、センサーをどう取付けるか?
「タイラップでハイ」なんて、簡単に付く訳ありません。
当然、取付プレート自作です。

アルミプレートを現物あわせで、
切る、曲げる、ドリる、ヤスる・・・・・・「あっ」
切る、曲げる、ドリる、ヤスる・・・・・・「えっ?」
切る、曲げる、ドリる、ヤスる・・・・・・「完成」

キャリパーサポート取付ネジに共締めです。
コードはブレーキホースにタイラップで留めて、メーター部まで這わせます。
で、取付完了。

左:自作した取付プレート
右:センサー部取付画像。4つのヘキサネジヘッドを感知します。


電源ONすると、・・・・・・
あ〜ら、メーター表示が1から9までカウントアップし、その後4色のバックライトが順次点灯します。
目がチカチカします。夜間ではパチンコ屋状態でしょう。
お達者には「派手過ぎ」でしょうか?

諸設定
 ・速度センサーを1周4回感知に設定
 ・タイヤ外周長をサイクロメーターと同じ「・・・・」に設定
 ・通常のバックライトをホワイトに設定
 ・設定速度以上でバックライトの色を変更できるので、「よわ」に設定

サイクロメーターを右から左側に移動させ、これで取り付け全て完了です。
はたしてこれで、スッキリしたのでしょうか?

左:交換前               右:交換後




で、乗ってみました。
タコメーター&油温計は、極々普通に機能します。
違う点としては、タコメーターに電源入れた際、針がフルスケールまで回って戻ってくることでしょうか。

スピードメーターは、やはり電源入れた際のパチンコ屋状態が「△」位で、夜間視認性も向上しました。

目新しく感じるのは最初のうちで、慣れると日常なんでしょうねぇ。

さっ、次の作業は?

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