●しばちん号のブレーキ性能UP/〜H22.04.08(木)
昨年末に我家の居候となったタイホンダ製ドリーム125の「しばちん号」
走行性能としてはノーマルで充分ですが、気になっているところが無いわけではありません。
それは、「ブレーキ性能」です。
ドリーム125は、フロント&リアともにドラムブレーキ仕様で、フロントのブレーキパネル径は110mmです。
新型カブ110やカブ90最終型は、ブレーキパネル位置(左右)の違いはあるものの通称デカドラムと呼ばれている130mmです。
「ゆばちゃん号」もご他聞に漏れずそれに交換済みで、その効果・性能にはそれなりに満足しています。
我家のカブ3台を比較すると・・・・、
排気量は、
しばちん号(125cc) > しばやん号(120cc) > ゆばちゃん号(85cc)
フロントブレーキは、
しばやん号(ディスク) > ゆばちゃん号(130mm) > しばちん号(110mm)
これでわかるように、「しばちん号」の車重、排気量、有効巡航速度を考えると、やはり相応のブレーキ性能の向上は必要だと考えます。
それでは、ドリーム125のブレーキ性能UPの可能性について考察しましょう。
A案:ブレーキパネル位置が同じ左側の新型カブ110の前輪を流用する。
B案:ウェーブ125のディスク仕様の前輪を流用する。
ブレーキシュー交換等、他にも方法はあろうかと思いますが、今回はこの二つに絞ります。
んが、心は既に「B案」に決めています。 「なぜって?」
「A案」は、既に「りゅ〜くん」が、新型カブ110の前輪をタイカブに流用して実施済みなので・・・・
というのは、取って付けた言い訳で、いつものとおり・・・・
「なぜか、ドラえもん倉庫にウェーブ125のフロント周りがあるんです。」/画像損失・・・・、消えちゃった
でわ、早速、現物あわせで、やってみましょう〜。/以下、画像損失で、画像が少ないのはご容赦願います
ドリーム125の前輪&フロントフォークを抜き取って、ウェーブ125のモノを組み付けます。
「ガッ、ビぃ〜ん。
ポン付けできましぇ〜ん。」
そんなにウマく事は進みませんね。
フロントフォークのインナーチューブ径は同寸ですが、ステムのフォーク間隔が違います。
ウェーブ125 > ドリーム125
やっぱり、ディスクブレーキとドラムブレーキとでは、寸法が違うんですね。
「それくらい、しばやん号の時と同様、カラーを削ればいいやん?」とも考えましたが・・・・、
見たところ、どう削ってもブレーキディスクがフォークに干渉し、納まりそうもありません。
じゃあってことで、ステムもウェーブ125のもの交換します。
ハンドル取付部は同じようなので、ハンドル廻りはドリーム125のモノでもOKそうです。
ハンドル、ステムを取り外し、思ったよりも大掛かりな作業となりました。
しっかも、ウェーブ125のハンドルポストのベアリングは、レースタイプじゃないので、作業中にポロポロ落ちて、無くさないようにするのが大変でした。
続いて、ドリーム125のハンドルも取り付けようとしましたが・・・・
「ダメやん・・・・・」
そう、ディスクブレーキ化するので、ハンドルの右側にマスターシリンダーを取り付けないといけませんが・・・・
ドリーム125(画像上)のハンドルにはシッカリとブレーキレバー&ミラー取り付け部が溶接してあります。
で、結局、ハンドルから下を、まんまウェーブ125のものに交換することになりました。
次に、これは覚悟していた作業ですが、ハンドルカバーのマスターシリンダー干渉部分を切り取ります。
繊細かつ大胆な作業で・・・・、「ペキっ」とかいう聞きたくない音も聞きつつ、何とか装着できました。
これで、基本的な作業は、ほぼ終了・・・・・
「って、終了じゃない、ダメやん・・・・。
めっ、メーターケーブルが無いやん。 何で?」
ここまで来てやってしまいました。 とんだ、すっとぼけです。
ウェーブ125に乗っているデングリ氏に電話で聞くと・・・・
「何しよるか、だいたい察しがつくけど・・・・
ウェーブ125にもいくつか種類があって、
125−Rや125−Xはメーターケーブルがあるけど、125−iは無いバイ。
しばやん、知らんかったと?」
「うん、知らんかった。」/トホホ、完全なリサーチ不足です。
左から、125−R、125−X、125−i/ドラえもん倉庫にあったのは、125−iだったの?
「じゃあ、前輪の回転を磁石で拾うアクティブ製やサイクロメーターにすれば、いいやん。」
とも思いましたが、某所に相談したところ・・・・・
「しばやん、また、そんなことしよんね。 ウェーブ125−Xの前輪ならあるよ。」
「えっ?、あるの? じゃ、それを何とかお願いします。」
「でも、肝心のメーターギアが無いっちゃん。」
「え゛っ? そうなん? でも、お願いします。」
ウェーブ125−Xのメーターギアは、「カブドリーム」に注文しました。
国内パーツではないので、それなりの時間がかかるのは十分承知之助です。
パーツの到着を待っている間に、フロントフェンダーの組み付け具合等、他の作業を進めます。
そこで、またまた、
「ガッビ〜ん。 ステムとフロントフェンダーの取り付け部が違うやん。」
流石にウェーブのフロントフェンダーは持ち合わせていないので、手持ちのデンデンボルトを加工して、現物合わせの力業で何とか装着できました。
しかし、ステムもウェーブ125に変更したため、ドリーム125のフロントキャリアが取り付けられなくなり、前カゴの装着は諦めないといけなくなりましたが、メーターギア以外の装着が終わりました。
また、年初に「つい、ポチっ」と超格安で入手した大型リアボックス新古品を、ホンダの中古オプション品に交換しました。
「なぜって? ・・・・ やっぱり値段分だけでした。」/取れちゃいました・・・・、戒め戒め
その後、思ったよりも早くカブドリームからパーツが届いた連絡があり、4月8日(木)の午後、パーツを引取りに行き、無事装着して、しばちん号のフロントディスク化は完了〜
この時のメーターは、18,434km、居候に来て751km走行でした。
下は左が作業前、右が作業後の画像ですが、前カゴ、風防、ハンドルプロテクターも外したので・・・・
「おっ、ドリーム125をディスクブレーキ化しとぉ〜やん。」 なんて思う人なんて皆無で、
「ん? 地味な色のウェーブ125やん。」というのが大半でしょうね。
これで、しばちん号のフロントディスクブレーキ化は、無事終了しました。
んが、しっかし、しばちん号で、ど〜してもしたいことがあるんです。
それは・・・・、近日 後悔 公開予定
意見、感想、ツッコミ等がありましたら、是非、掲示板に書き込んでください。
|