●プロジェクトQ−2018 【其の四】


プロジェクトの第4弾は、フロントブレーキのディスク化です。

   「しばやん、また?」 という皆さんの声は善意に受け止めて、プロジェクトを進めます。 

新型クロスカブ(JA45)のフロントフォークのインナーチューブ径は、旧型(JA10)と同じ27mmです。

カブ110(JA07・10・44)は26mmなので、同じサイズのWAVE110・125のパーツを流用してディスクブレーキ化している方もいらっしゃいます。

しかし、この1mmの違いでクロスカブのオーナーは、ディスクブレーキ化に苦慮しているようです。

既に世の中には、旧型クロスカブ用のポン付け的キットが販売されていますが、結構なお値段です。

また、北Q組のカイカイさんは、流用できるパーツ等を独自で調べ、ワンオフパーツも駆使して、旧型クロスカブをディスクブレーキ化していました。


さて、私なりに思いつく方法としては、

  @ 某ショップのポン付けキッをト購入

  A インナーチューブ径26mmのステムに交換して、WAVE110・125の足回りを流用

  B カイカイさんの力作をパクる

  C お達者的に何とかする

考察の結果、@は お値段的に×、Aは ステムの互換性の検証が必要なことに加えWAVEの中古部品が入手困難で△、よってBかCですが、やはりお達者としては、独自路線のCで行くことにします。

在庫品にインナーチューブ径27mmの曲がった黒いアウターのフロントサスがあったので、これをペースに考察します。

熟成が進みすぎてトップ部分がサビサビでしたが、少々手こずりながらも分解できました。


インナーチューブ径27mmのもう一つの在庫に DIO(左)がありましたが、インナーチューブが短か過ぎて困っていたら、北Q組のカイカイさんから旧型クロスカブのフロントフォーク(右)を入手することができました。


コチラも分解(スプリングは抜いてません)して、二個一フォーク(下の黒いアウター)を組んでみました。

純正(上)と比べると、インナーの突出が長く、アクスルシャフト取付け穴の位置の違いも気になります。


試しにステムに組付けてみましたが、案の定、かなり違いがあり、このままでは足付きも悪く、スタンドが使い物になりません。


しっかし、ここで諦める お達者ではありません。

いつもの現物合わせの力技で、何とかしちゃいます。

また、フェンダーの取付け穴の位置が違うのも、小加工でクリアしました。


別体式ブレーキマスターシリンダーを取り付け、ブレーキオイルを入れて、作業完了です。


で、こんなん、できました。


試乗に出ると、チゃんと止まってくれるし、制動時の底付きやフェンダーへの干渉もありませんでした。

んが・・・・、リムが、前(シルバー)、後(ブラック)とチグハグです。

なので、いつもウチ主催のミーティング等にジャンケン大会の品物を提供いただいている久留米のF氏に相談して、1.60のブラック・アルミリムを入手し、組み上げました。


だいぶ、印象が違いますね。


ブラックハンター号のリアボックスに積み換えて、作業終了です。


試乗で立ち寄ったコンビ二で、「しばやん?」と声を掛けてくれたのは、北Q組の りゅ〜さんでした。

その後、若戸大橋まで走りました。


この仕様で、カブ千里に出撃しようと思います。



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