●「カブ号専門 カブドリーム」表敬訪問/H18.11.03(祝)


しばやん浮気カブの慣らし運転も1回目のオイル交換の後、250キロを越えました。
一応の目標、500キロの半分が経過したことになります。

慣らしを少しでも進めようと、11/3(祝)に「カブ号専門 カブドリーム」へ行こうと、北Q組に声を掛けたのが、11/1(水)の深夜のことでした。
やっぱ、北Q組はいっつも「緊急」やね。
前日までの参加表明は、DAXさんだけでした。

「カブ号専門 カブドリーム」とは、
福岡カブリアンの「ゆすけさん」の情報によると、福岡市南区で来春正式開店を目指している九州初(?)の「カブ号専門」と言うことである。
北Q組としては、一度表敬訪問しておかなければなりません。

さて、11/3(祝)当日の朝です。
そろそろメインジェットも何とかしたいところです。

SPDに付けているJUNのPE24のメインジェットは95番。
105cc用のため下の番手を探そうと、倉庫をガサゴソ・・・・・・
ありました。「あったの?」

CR26のセッティングパーツです。→→
メインジェット(画像左下)はPEと共通です。
でも残念、78〜85番しかありません。
  →ニードル、上がCR、下がPE。CRデカっ

チョット待て、CRと同じなら・・・・
と、先代エンジンのCRキャブのお尻を開けてみます。

ビンゴ〜。92番が付いてました。
「えっ? 92番? ・・・・」
※素朴な疑問 →「あの先代エンジンのメインジェットが92番? で、あのパワー&燃費?」

今は、そんな疑問の整理をしている時間はありません。
PE24を95番→92番に入れ替えて、GS寄って出発です。

集合場所までの土手を92番で走ります。
・・・・・・んんん?、95番より回転が付いてきません。
「ええぃ。時間がない。」
ガソリンコックを「STOP」にし、極力キャブの中の燃料を使って、土手の途中で浮気カブを路肩に寄せ、92番→95番に戻します。
あっ、ガソリン、ちーとこぼれました。
フキフキ。また、マータイさんに怒られる。
気を取り直して出発。92番より明らかに回ります。
もしかして、もっと上の番手なの?

いつもの国道3号線のセブンイレブンに行くと、DAXさんのNICEとデングリガエルさんのWAVE125Rがありました。

CT乗りさんも遅れて来るという連絡があり、少し待つことにしました。

ふぁ〜さんが都合が付かず、今回は4台です。

緊急告知でも4台が揃う北Q組って、大好きです。





早速、北Q組諸氏に
  「前カゴ取付位置は、適正に修正しました。」とか、
  「オイル交換時にドレンボルトを変更しました。」とか、
  「油音はオイルラインで計測できるよう部品を注文し、本日納品予定です。」とか、
  「ガレセで購入した、(たぶん)スティードのサイドスタンドが、安定してすこぶる満足」とか、
報告します。
まるで、中学、高校の頃の体育教官室前の当番のようです。

あっ、教官が出てきました、デングリー教官です。
  「ほう、一応改善の努力はしたみたいやね。」
  「はい。何とか頑張りました。」
  「あれ〜、出発前にタイヤの空気入れたやろ。チェーンオイルもさしたやろ。糸引いとる。」
  「はい、そのとおりです。」
  「ん〜?ガソリンこぼしてない?」
  「はい、そのとおりです。」って、ちゃんとフキフキしたよ。
デングリー教官には、ウソをつけません。
って、ウソなんてついてません。


そうこうしていると、
  「あの〜。芦屋のバイクブロス撮影会にあのカブで来てましたよね。」
あのカブって、指差す先は浮気カブ。私やん。って、あの撮影会は私しか行ってないし。
「はい、わたしです。」
「やっぱり、そうなんや。私のこと、覚えてます?」
誰だろう?女性からそんなこと聞かれると対応に困りますが、今回は男性、しかも「お達者適齢期」です。
話していくうちに、思い出しました。
現在、彼もカブにSPDエンジン載んでカラードナンバーにし、更にカブカスタム50のボアアップも計画中とのこと。
北Q組増員に繋がればと、携帯番号を交換しました。


さてさて、時計も9時30分を回ってます。福岡市南区へ向けて出発です。
今回は、浮気カブの慣らし運転も兼ねているため、しばやんが先導します。
ひたすら3号線を西進します。
上限6,000〜7,000回転弱を気にしながら運転します。
3号線は、3連休の初日で交通量も多く、信号ストップもハンパな数ではありません。
休日ですから、イエローフラッグ出てないのに「ペースカー」も存在感を鼓舞します。
「周りの空気を読んで、もう少し回転上げませんか?」なんて思いは、彼らには届きません。
たまらず、香椎手前のコンビニで休憩。

CT乗りさんが、
「しばやん、珍しいねぇ〜。
 メーターばかり見て、バス停や軽のおね〜ちゃんなんて見てなかったねぇ。」
「えっ?」
確かにメーター気にしていたけど、今までそんな風に見てたん?
あれは安全確認です。・・・・・・(自滅)

さっ、福岡市内に入り、さらに交通量&信号待ちの数が増えます。

左:信号待ちの上を見ると
右:信号待ちの左を見ると、スゲっ、やっぱここは都会やん。



途中、CT乗りさんが交叉点を曲がりそこなってしまいました。
DAXさん、「きっと、おね〜ちゃん見てたからだよ。」
私、そんなこと言えませんが、書いてしまいます。
でも、見ていたのはCT乗りさんだけじゃないはずです。
私も見てましたが、交叉点はちゃんと曲がれました。

少し迷いましたが、無事到着です。


こんにちわ〜っと、声を掛けると中から初老のオヤジさん登場。
正式開店前、しかも北九州から4台で乗りつけたことに驚いていました。

どうぞどうぞと、気軽に中に招き入れられると、数台のスーパーカブ、リトルカブが置いてあります。
その中でも目を引くのが、整備中の4台の WAVE125 DREAM125(DAXさんより訂正11/6)。
何でも直輸入し、リアの荷台部分を改良し、各方面へリース貸与しているとのこと。

この分野は、DAXさんです。
中間ガレセの際も、郵便配達にDREAM125が供されているという情報を確認するため、郵便局まで確認に行ったくらいです。
ココからのリース車両だったことが確認でき、ご満悦でした。

左:早速、現車を前にオヤジさんから説明を聞きいています。
  デングリガエルさんがまだメットを持っていることから、到着直後です。
右:DAXさんの疑問が解決された現物。


左:オヤジさんの説明を熱心に聞く、北Q組諸氏。
  指差す先を見て、しっかり相槌です。
  阿蘇のライダースハウスの時よりも、気楽に聞けてます。
右: DAXさんのチェーン調整にも、工具を貸してくれました。
  レンチには、「HONDA」の刻印があったらしい。


更にオヤジさん、DAXさんのNICEのブレーキペダルを触り、
  「ペダルの位置をチョット下げたほうがいいね。調整してもいい?」
  「どうぞ、お願いします。」

で、そこにはあり得ない光景が、・・・・・・・・
な、な、何と、角材を下にあてがい、特大木槌でおもむろに、・・・・・・・・
  「よっしゃ、これでよかろぅ。」
オヤジさん、満面の笑みです。
きっと、これでいいんだと思います。



左:お店の前で/生写真掲載は本人確認済
右:左から、オヤジさん、弟さん、右は誰?(聞き忘れました。)


左:「リトルリバー」は、その昔モトクロスレースをしていた頃からのチーム名だそうです。
  名前の由来は、・・・・
  お察しのとおり、オヤジさんの名前が「小川」さんです。
右:来店記念として、全員にコンビニフック、べダルカバー等々を頂きました。


お昼も回りそろそろお腹が空いてきました。
カブドリームさんには、
開店時に北Q組でお祝いに参じる約束&九州のカブを集めるイベント開催のお願いをして、お店を出発しました。
オヤジさん、コーヒー&お土産までいただき、ありがとうございます。
また、寄させてもらいます。


さて、北Q組グルメガイドのデングリガエルさんは、脇目もふらず進みます、進みます。

で、着いたところが、「みなみふくおか駅」近くの「びっくり亭本家」です。
創業昭和38年と言うことで、立派な「お達者」の域です。
しかも、「焼肉の殿堂」とか、書いてあり、期待は高まるばかりで、押さえ切れません。

中に入るや、デングリガエルさん
「注文は、まかせてもらっていい?」
「はい、当然です。」
「じゃ、1.5枚と飯の大を4セット、お願いします。」

はい、出てきたのが↓でございます。
「箸置きみたいなのを枕に鉄板を傾斜させ、
 溜まった肉汁に秘伝の味噌をといて、ご飯と一緒に食べたら、・・・・・」
彼の的確なアドバイスです。当然、アドバイスどおりに食します。
キャベツとニンニクとお肉のシンプルな内容ですが、お腹いっぱいとなりました。

北Q組のグルメガイドは最高です。
デングリガエルさん、いつも美味しいお店をご案内いただきありがとうございます。


さっ、この時点で朝から70キロ程度です。慣らしトータル320キロといったところでしょうか。
混んでいる3号線を避け、県道60号線で飯塚、田川経由で帰ることとします。

県道60号線=「しょうけ越え」
初めて通った峠でした。実走してみると、これが険しい。
登りで1速まで落とすこともあり、7,000回転を超えることもありました。
慣らし運転中&キャブ調整が十分でない浮気カブには辛かったかもしれません。

飯塚市内に入り、R201を東進します。
ここも交通量&信号待ち、多いです。

田川市に入った信号待ちで、私が
「ねえ、このままじゃ何だから、ふじ湯の里でもどぉ?」と、提案すると。
「いいねぇ〜」、満場一致で決定です。
お達者ツーリングに温泉タオルは必需品です。

R201から左折して、田川直方バイパスに入り、方城町の「ふじ湯の里」に到着。
ココは、以前にも立ち寄ったことがある北Q組お気に入りの温泉です。

駐輪場にカブ達を置くと、すぐ後ろの山が秋の陽射しに鮮やかに映し出されています。
「上のほうに、ガードレールが見えるねぇ。」
「途中、何とかスカイラインとか、書いてあったよ。」
「じゃっ」
と言うことで、温泉入る前に「方城スカイライン」とやらに行くことにしました。


左:中腹から温泉のあった方向
右:今回の参加車両、もう影も長くなってます。全部カブの親戚?



温泉に戻ると、駐輪場の脇には働くカブ/カスタム50が置いてあります。

これって、新手のハーフシールド?
しかも、ホンダ純正。








ゆっくり、湯につかり、出てくると日没どきです。
もちろんお達者に湯上りの甘味は、不可欠です。
黒ごまアイス、モンブラン、モンブランミックス等思い思いに堪能します。

左:湯上りに、まったりするお達者たち。
  このデッキ4,600円で販売していましたが、カブじゃ持って帰れません。
  デングリガエルさん「ネット、チューブ、紐、ありますよ。」
右:温泉からの夕日。17時です。陽も短くなりました。


完全に陽が暮れ、田川直方バイパスからR200バイパスに入り北九州を目指します。
途中でデングリガエルさんとは、お別れです。

馬場山の信号待ちの車が多く、スリ抜けで最前列へ。カブの利点です。
って、ココで別れるはずのデングリガエルさんが居ません。
最前列だったので青信号で、とりあえず交叉点を渡り、路肩に3台停め、デングリガエルさんを探します。
スリ抜けする直前まで、最後部にいたことが確認できています。
が、信号3回変わっても見当たりません。
と、右方向から交叉点を通過するWAVE125R。

「ほっ。」
たぶん、予備タンクかスタンドで燃料補給していたんだろうと言うことで、一安心です。

私は、先日注文していた部品を引き取りに「湯佐部品黒崎店二輪館」に寄るため、CT乗りさん、DAXとお別れです。


「メインジェットセット」#90〜#108/8個
 これで、セッティング煮詰めます。

「油温フィッティングKIT」
 オイルクーラーへのチューブにセンサーを取り付けます。


湯佐部品に知り合いが居て、話し込んだため、帰宅は19時を回ってました。

左:今回の走行距離165キロ、慣らしトータル約420キロ
右:本日の最○速度。実質、慣らし終わってるジャン。
  いえ、終わってません。


このまま浮気カブの慣らしを終え、キャブ調整すれば、一応まともにカブに乗れることになります。
が、やはりSPDはサブエンジンとして位置付け、別途もう1基エンジンを組み上げたいと思います。
先日のオイル漏れの対策品が届くまでにミッションの不具合を調整し、腰下作業を終えておきたいと思っています。



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