●2次減速比考察/H19.03.15(木)


今日は、長男の中学校の卒業式です。
年度末で業務多忙ではありますが、こういった子供の節目の行事には、お休みをいただいて必ず出席することにしています。
が、天気は予報どおりの「雨」。
北Q組の活動ではないので、「第十一番 大吉」も効かないのか?

生徒数の多い学校です。卒業証書授与で、約360名弱の名前を読み上げるだけで、相当時間が掛かります。

左:看板は、ごく普通ですが、・・・・・・、体育館の中は、・・・・・・
右:式後、卒業生が壇上に並んで大合唱。迫力モノでした。


さて、式、昼食、実家への卒業報告も終えました。
雨ですが、カーポートの下で、Fスプロケを16Tに戻します。


理由は以下のとおりです。
  ↓
  ↓
3月9日(金)に「ぷら〜っと福岡まで」行く直前、試しにFスプロケを16T→15Tに変更しました。
それから、福岡のカブドリーム、日豊ガレージセールと約300kmを走り、1T落としたことによる乗り味の変化、加速感を楽しんでいました。

んが、しっかし、あることに気づきました。Rスプロケは38Tのままなのです。
はい、ここで皆さんもお気づきですね。
そう、2次減速比(Rスプロケ/Fスプロケ)ですね〜。
それでは減速比順に並べて、比較してみましょう。

              ローギアード(低中速重視)
            ↑
  F交換後    2.533(F15T−R38T)←現行 50.00km/h
  タイカブ純正  2.466(F15T−R37T)    51.36km/h
  F交換前    2.375(F16T−R38T)    53.33km/h
  初代エンジン  2.235(F17T−R38T)←参考 56.67km/h
            ↓
          ハイギアード(高速指向)

な、な、何と、現行の仕様は、タイカブ純正よりもローギアードじゃないですか。
気が付かんかった。どうりで加速がいいわけです。
4速巡航時に、「ち〜っと回転高いかなぁ? 加速が気持ちいいんで、まっいっか。」で、走ってましたが、あらためて数値を見ると考えてしまいます。

まぁ、現行がノーマルエンジンにキャブ&マフラーを交換しただけなので、世界のホンダが選択した純正仕様でもよいのですが、R37の手持ちがありません。
なので、F16−R38に戻して、暫く様子を見ようと思います。

↑の右の速度は、同一回転における2次減速比と速度の関係を、現行仕様で50km/h走行をベースに単純計算してみました。
あくまで計算値なのでツッコミは無しでね。/考え方が違ってたら、ご指摘くださいね。
スプロケの選択って、奥が深いですね〜。

世の中には、プライマリードリブンギアを交換して1次減速比を変更し、各速ミッションも組替えて、自分なりのギア比にして、乗り味にこだわるコアなフリークも存在します。
そういうことが個人の技量の範疇で実現可能な「カブエンジン」って、遊びの素材として「最強&最適」だと思いませんか?

でも、メーカが提供する「ノーマルの仕様」は、総合的なバランスを考えた仕様にしてあり、決して侮れないことを追記しておきます。
「ノーマル仕様」は、「基本」です。 ← 私が書くと説得力がないなんてご意見は、受け付けません。

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