●結構、気が付かないものですね/H29.04


先日、長州組のキャンプに、ハンター弐号で出撃しました。

その活動報告の末尾に、「結構、気が付かないものですね。」と意味深に書きました。

私としては、北Q組諸氏から、「しばやん、いつの間に・・・・」とか、「また、性懲りもなく・・・・」といった、即バレして、ツッ込まれるシナリオでした。

しかし、北Q組諸氏は、そんな素振りは微塵も見せず、悲しいかな、集合場所でも、休憩でも、ハンター弐号の変化は、全くスルーされていました。


結局、2日目の「道の駅 上関海峡」の休憩中の会話で、

take-iさん 「のぶさん達がディスク化したドリーム50と、しばやんのフォークのアウター径って違うんやね。」

しばやん  「そうやね。 ドリーム50のほうが少し小さいかな?」

take-iさん 「ふ〜ん。そうなんや。」

で、会話が終わってしまったので、たまらず

しばやん  「take-iさん、ハンター弐号の変化に気付いとらん?」

take-iさん 「え〜っ、何か、変わったかねぇ〜」

しばやん  「ディスクブレーキ化したんやけど、気付かんかった?」

take-iさん 「え゛っ? そうなん、しばやんのカブって、ディスクだらけやけ、わからんが・・・・。」

デングリ氏も同様のようでしたが、まだカブに戻っていない、のぶさん&カイカイさんの2人には、もう少し黙っておくことにしました。

で、結局、2人は、関門トンネルを越えたコンビ二で、お別れするまで、気付かなかったので、コチラから伝えたところ・・・・

  「しばやんのカブって、ディスクだらけやけ、何〜んも気にしてなかった。」と皆と同じ反応です。

きっと、長州組 あんしんさんも気が付いていないのかも・・・・



で、前置きが長くなりましたが、ハンター弐号をディスクブレーキ化した模様を掲載します。


遡ること4月1日(土)、長州組あんしんさんと、比嘉さんが、中華発動機愛好会の活動で北九州方面に来られた際、ハンター弐号で迎撃しました。(左画像)

翌日の2日(日)も、雨模様の中、朝倉ガレセに行きました。(右画像)


2日間続けて、ハンター弐号で走りましたが、他のCT110オーナーさん達と同様、フロントの挙動にやや不満を感じました。

CT110のフロントフォークは、30年以上も前の設計なので、性能UPさせるために、最近はJA07(PRO)のフォークに交換する方法がメジャーのようです。

先日のキリカブミーティングでも、高い装着率でした。

ネットオークションでも、出品されると競争相手が多く、最近はレートも上がっているようです。

で、急遽、「プロジェクトQ−2017」として、フロント周りの強化で、ディスクブレーキ化しちゃったんです。

昨年の「プロジェクトQ−2016」では、エンジンレスのCT110フレームに、禁断の中華125ccエンジンを載せ、PE24キャブ、JUN製マフラー装着までで終わってました。

我家のカブ達は、しばやん号は「RZ50」、ブラックハンター号は「NICE110」をそれぞれ流用してディスクブレーキ化しています。

今度は、北Q組の のぶさん&カイカイさんのように、「ドリーム50」の流用も考えましたが、必要な部品を集めるだけでも、結構な金額になることに加え、そもそも「ドリーム50」が18インチなのも対策の課題です。

また、CT110用のディスクブレーキキットは数種類 市販されていますが、コチラも結構なお値段なので、部品が比較的調達し易く、しばやん号でも約15年の実績のある「RZ50」を流用することにしました。

って、部品が在庫品で賄えるってのが、最大の理由だったりします。

私は「合理的」と解していましたが、世の中では、これを「安易」や、「安直」と言うのだと、最近知りました。



さて、ディスクブレーキ化にあたり、ステムはCT110の純正を使用することで、ハンドルストッパー追加等を加工する必要はありません。

しばやん号の予備パーツとして取り置いていたCD90用アルミ・トップブリッジのインナーフォーク径が27mmで、ステム間隔もCT110と同じなので、それを使っちゃいます。


RZ50のフロントフォークを組み付けました。


ここからは現物合わせで、各所のクリアランスを確認しながら、カラー&スピードメーターギア等を削ります。


とりあえず、前輪を組み付け、適当なハンドルを付けて、何とか形になりました。


お次は、これらをハンター弐号に組み付けます。


フォークブーツもそのまま流用し、地味〜なエア抜きも終了しました。


マスターシリンダーは、ニッシンの別体タンク式です。

ハンドルはCT110純正、メーター&ヘッドライトも変えずにそのまま使いました。


タイヤは、組み込んだ前輪に付いていたミシュラン・パイロットスポーツ(左)から、ドラえもん倉庫にあった前後輪に付いていたヨコハマ・スピードライン500(右)に移植・交換します。


フロントフェンダーも取り付けて、作業終了です。


記念に、これまでディスクブレーキ化した我家のカブ達を並べて、パチリ。


しばやん号/RZ50流用(2001年作業)


ブラックハンター号/NICE110流用(2014年作業)


ハンター弐号/RZ50流用(2017年作業)


さて、「プロジェクトQ−2017」構想は、まだ課題が残っていますが、その具現化はもう少し先のことになるでしょう。

それよりも、そろそろ保険が切れたままの しばやん号を復活させないといけませんね。



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