●4速化して2週間・・・・/H23.03.05(土)


平成21年2月に、しばやん号の姉さん女房として、我家のカブ・ラインナップに加わった「ゆばちゃん号」。

「しばやん号」があんな状態なので、「ゆばちゃん号は、ノーマルで乗ろう」と思っていたんですが・・・・、
クラッチがスベリ気味だったので在庫エンジンに換装した後、フロントのデカブレーキ化、PC20キャブ、ハイカム、マフラー交換等をして、近場専用に乗っていました。

んが、近場専用といっても、3速ミッションの2速と3速が離れていることから、3速にシフトアップした時の力不足感、2速にシフトダウンした時の回転の上がり過ぎが、イマイチ気になっていました。

そんな中、門司組かずおくんの公開4速化に触発され、ゆばちゃん号から降ろして眠っていたカブ90エンジンをCD90ミッションで4速化+α作業し、再度ゆばちゃん号に搭載しました。

項   目 4速化前 4速化後
 ヘッド ノーマル
 カム JUN製ハイカム
 バルブスプリング ノーマル JUN強化品
 シリンダー、ピストン ノーマル
 排気量 ノーマル/85cc
 オイルポンプ ノーマル タイカブ用
 プライマリードリブンギア ノーマル 軽量加工品
 フライホイール ノーマル 軽量加工品
 クラッチスプリング ノーマル JUN製強化品
 ミッション ノーマル/3速 CD90/4速
 スプロケ F16/R39 F15/R39(ノーマル)
 エアクリーナー JUNチューニングキット ←<←/TD>
 キャブ PC20
   スロージエット ♯38
   ジェットニードル JUN製6段/上から3段目 ←/上から2段目
   メインジェット ♯90 #95<♯95/TD>
   その他 JUN製ジェットファンネル
 マフラー JUN製
その他/クラッチプレート一式交換、強化スタッドボルト、モンキーRへッドサイドカバー

ミッションのギア比のイメージとしては、↓のような感じです。

 カブ90= 1速/2.883 -------- 2速/1.647 ---------------- 3速/1.045
 CD90= 1速/2.883 ------ 2速/1.705 --- 3速/1.238 --- 4速/1.043
 タイカブ= 1速/2.883 ------ 2速/1.705 ---- 3速/1.181 ------ 4速/0.958


これからすると、カブ90の2速−3速の開きや、CD90がオーバートップ的な4速ではなく、カブ90の3速分を4速にしたような感じが確認できます。
CD90かタイカブ(HA06)かは、乗り手の好みでしょうか?




◎3月5日(土)

早いもので4速化して約2週間、試走やら何度かの通勤やらで、もう400km走っています。

16T→15Tにしたフロントスプロケは、すぐに16Tに戻していましたが、1速から2速へシフトアップする際のチョっとしたモタつきが解消できず気になったままです。
って、まぁ、ラフにアクセル開けなかったらいいだけなんですけど・・・・

エアースクリュー、ジェットニードルのクリップ位置を調整しても、何かスっきりしていなかったところへ・・・・
6段ジェットニードル(針)は、PC20純正ニードルジェット(筒)との相性が良い旨の情報&ジェットファンネルのプロトタイプが入手できたので、お達者時間に起きて、交換しました。

プロトタイプのジェットファンネルは全体が薄く(浅く?)なっています。

左:49,238kmで4速化したので、今400km     右:ジェットファンネル従来品(左)/プロトタイプ(右)


とりあえず、スロージエット#38、メインジェット#95、6段ジェットニードル(上から3段目に変更)を組み込んで、調整がてら、プら〜っと走ることにします。


さて今日は、掲示板でPG103さんが提案していた「測定会」が、「門司ガレージ」で開催されるようです。
ピストン、シリンダー等を持ち寄っって測定具(マイクロ、シリンダーゲージ)で、内径&外径を測って楽しもうという、何とも門司組らしいコアな企画ですが、開催は夜なので「×」

結局、いつもの海岸線の道を「西へ」/気温は低めですが、穏やかな海は春を感じさせます


走り出すと、1速のモタつきの症状はウソのように改善され、プロトタイプのジェットファンネルの効果か、中速域のトルク感も上がり乗り味改善に貢献しています。
ジェットニードルのクリップ位置は、上から3段目で落ち着きそうです。

欲を言うと、高速域をもう少し煮詰めたいところですが、暫くコレで様子を見たいと思います。

地域の活動は、積極的に参加しましょう〜


でもって、到着したのは、「カブドリーム」です。
お店の皆さんに・・・・「あけまして、おめでとう〜」/今年初訪問だったのは、ウソのようなホントの話です。


お店には、新型のオートマチックトランスミッションを搭載した「WAVE110i−AT」が展示してあました。


短い時間ですが、試乗することができましたので、主観的なインプレを・・・・
  ・全体的なデザインを先進的、独創的とも解さなくも無いが、好みの分かれるところでしょうか。
  ・シートに座って、左側にシフトペダルが無いのが、不自然です。/勿論、自然に空足踏んでしまいました
  ・アクセル開けると、スルスル〜っと発進します。/当たり前です
  ・走り出すと、思ったよりもエンジン(ミッション?)音が大きく感じられます。/結構、気になる
  ・走りの印象は「モッさり」した感じ。/ゆっくり乗る方にはいいかも?
  ・油輪巡航は十分可能ですが、その先の伸びがやや期待ハズレ。/最高速は余話程度か?
  ・フロントディスクブレーキは1ポッドながら、シっかり止まってくれます。
  ・走行中、グラマラスな車体が左右のふくらはぎに当たるのが気になった。/私の乗り方? 体形?



試乗から戻ると、お店の前に停めてあった、どう見ても走り込んでいるプレスカブに目が留まりました。

左:度重なるサイドスタンドのハネ上げで部分が磨耗して、スタンドがスイングアームに当たり続けた
  結果、スイングアームを切断したらしい。/右画像は補修済みって、交換しないのか?
右:そのままチェーンラインが大きくズレたまま走った影響からか、カウンターシャフトが、グラグラでした。


楽しくカブ談義した後、12時過ぎには、カブドリームを出発し、帰りはトリアス久山に立ち寄りました。
家内のリクエストでポテチ&スパム(左)&アウトレット価格のリュック2つ(右)を購入。


それから、県道21号線で犬鳴峠を越えました。
今までのカブ90の3速ミッションなら、途中で3速から2速に落とした際の回転差が大きく、ギクシャクしていましたが、4速だとうまく3速を活用して登ることができます。


犬鳴大橋を渡ったところで、県道を外れて・・・・、お達者をソソる入口が・・・・/は、犬鳴大橋


左:予想どおり、犬鳴ダムの手前で行き止まりでした  右:脇田温泉の「湯の禅の里」で、ひとりで湯ったり


その後、お気に入りの県道92号線を走りましたが、流石にココのUP&DOWNには、もう少しトルクが欲しいところですが、そんな走りは、しばやん号&しばちん号にお任せします。

国道3号線に抜け、しばらく軽パンダ車と併走した後、無事帰着。



その夜「門司ガレージ」で開催された「測定会」には参加できませんでしたが、7人が集まり、夜が更けるまで楽しんだようです。




今回の走行距離/153km



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