●アイル オブ 生月2010【往路編】/H22.08.28(土)


『アイル オブ 生月 2010』

『アイル オブ 生月』は、長崎県平戸市生月島を舞台に平成14年から毎年開催されているオートバイ、クラシックカーのイベントで、今回が9回目となります。
二輪・四輪の世界で活躍している『高橋国光』氏が名誉会長を務め、トークショーなどに出演されています。
また、『アイル オブ 生月』という名称はイギリスの『マン島』に百年以上も続く、毎年世界各国からバイク乗りが集まるイベントの『アイル オブ マン』(Isle of Man)に由来しており、『高橋国光』氏もかつてマン島TTレースでホンダのバイクに乗って華々しい活躍をされた一人です。

で、今回、初参加すべく、イベント欄に↓を掲載しました。


 そうだ!! 生月島へ行こう!/アイル オブ 生月 2010
   8月最後のイベントとして、長崎県生月島でカブを並べて一画占拠しませんか?
   私は、カブでの長崎県デビューを兼ねて、テント持参で28日から初参加する予定です。
   誰か一緒に行く? それとも現地で合流する?
     日  時  8月28日(土)13:00〜/19:00〜ウェルカムパーティー
             29日(日)9:00〜15:00/生月島一周パレードもアリ
     場  所  長崎県平戸市生月島 舘浦宮の下広場


長崎県と言えば、当サイトのイベントに、hiroppyyさん、ピーカブさんが北九州方面までカブで自走参加してくれているので、今回はカブでの長崎県デビューも兼ねて、現地でお会いできればと思っていたのですが、残念ながらお二人とも当日の都合が合わなかったようです。
その後の掲示板の書込みを見ると、当日参加する幾人かと、現地でお会いできそうです。




◎1日目/8月28日(土)

おはようございます。
出発に際して当初の予定と変更点があります。

  @ 単騎出撃ではなく、りゅ〜さんが同行してくれます。
    → 単騎よりも同行者が居たほうが楽しいし、何よりも心強いものです。

  A テント、持って行きません。
    → 主催者に連絡したところ、民宿を紹介していただきました。

ってなことで、6時30分に国道3号線のコンビニに集合しました。


国道3号線で福岡市内に入った後、唐津までは国道202号線で福岡前原道路沿いに走るのが定番ですが、今回は県道49号線の日向峠越えで二丈町まで行きます。


二丈浜玉有料道路(原付30円)&かもめロードで唐津市内に入りました。


折角なので、「鏡山」に登ってみました。/りゅ〜さんは初めてだそうな


定番ですが、「虹の松原」の中を走って、10時開店直後の「唐津バーガー」へ




唐津城には、立ち寄らず、写真だけで先を急ぎました。


それから国道202号線でなく、県道33号線、国道204号線を使って、「伊万里大橋」を渡り、北松浦半島を海岸沿いに走って、平戸を目指します。/これって、唐津街道だったりします


途中、以前から行ってみたかった「川南浦ノ崎造船所跡」に立ち寄ります。

  ガラス工場を「川南(かわなみ)工業」が浦ノ崎造船所として、昭和15年(1940年)に貨物船の製造を
  開始し、昭和18年(1943年)に軍需工場として、海防艦や人間魚雷「回天」などを製造。昭和30年
  (1955年)に閉鎖され、55年が経過しています。

っと、手前にあった↓の道が気になり、進んでいったら・・・・、民家でしたが、造船所跡の一部が見えました。


その先が「川南浦ノ崎造船所跡」でした。


柱には「労災防止標語」らしきものがありますが、戦前のものか、戦後のものかは分かりません
  『安全は器具と心のおきどころ』、『災害がなくて明るく伸ぶ作業』、『安全は器具ごと人ごと職場毎』
  『かがさぬ点検かならず安全』、 『明日ではおそい安全装置』


奥に進むと、天窓(?)から入る陽の光がスポットライトみたいに射し入り、りゅ〜さんをスターにしています。


水色の橋(名前が分かりません)を渡った先で、念願の「カブでの長崎県デビュー」を果たしました。


「海のふるさと館」で休憩
ご当地冷製甘味がなかったので、ご当地飲料を試しに飲んでみました。
お茶サイダー、パッションフルーツサイダー・・・・、共に微妙〜


時計は12時を過ぎたばかりだったので、平戸大橋を渡る前に、「田平カトリック教会」に立ち寄りました。
この地域には、その歴史から教会が点在しています。


私はクリスチャンではありませんが、静寂の中の教会は、心を和ませてくれます。
教会内は撮影禁止なので、開いた窓から、ステンドグラスを撮影させてもらいました。




さて、いよいよ「平戸大橋」を渡ります。/以前は有料でしたが、今は無料で渡れます


続いて、「川内峠」を走って平戸島を南進しますが、まるで阿蘇の「米塚」辺りを連想させる風景です。


13時30分を過ぎ、そろそろ昼食をと、給油で立ち寄ったGSに教えてもらったお店へ・・・・
ヤッパ平戸は海鮮ものでしょうと、メニューを見たら、『海鮮丼』がない・・・・
  「すいませ〜ん。海鮮丼ってできますか?」
  「できるよ。」/うっ、裏メニューなの?

で、ノンハイオク麦ジュース付きで美味しくいただきました。/鯛の食感、最高でしたよ


さらに南に走り、「紐差教会」に立ち寄りました。


南に走っているのには、意味があります。
  「そうだ、先っちょに行こう。」ってことで、日本最西端の地を目指しているんです。

県道19号線の終端である宮ノ浦漁港に到着すると、「橋で結ばれた日本最西端のみなとまち」の看板がありました。


程よい疲労感&達成感に浸っていると、りゅ〜さんが・・・・
  「しばやん、左右にまだ道があるやん。ここは最西端やないばい。」

そうです、先っちょハンターとしては、行けるところまで行かなければいけません。

先ず、左側に進みましたが、防波堤の工事中で行く手を阻まれました。

右側は漁港の先まで行くことができ・・・・、
りゅ〜さんが携帯で位置を確認すると・・・・、  「コッチの方が西端で〜す。」↓


今度は平戸島の西側を走って、生月大橋に向かいますが、休憩しようとコンビニを探すも・・・・、ありません。
何とか商店を見つけて、「袋入りかき氷」でリーズナブルにクールダウン/暑い時、コレ、ハマる


休憩中に掲示板をみて、ガンちゃんが生月島に到着していることを知り、先を急ぎ16時過ぎに「生月大橋」を渡ることができました。




橋を渡って、記念撮影


会場に到着すると、既に20台ほどのBMWや四輪が並べてあります。
その中にカブ発見・・・・、主催者のひとり「アキ姉」と慕われている小倉さんのカブです。
CD90エンジンボアアップ、モリワキマフラー、ヨシムラTM−MJN24キャブ、オイルクーラー・・・・、侮れん。


アキ姉に挨拶して北九州土産の「堅パン」を渡すと・・・・
  「福岡からカブで1人来て、しばやん知ってるって、言ってたけど帰っちゃったよ。」
ガンちゃんだ。 日帰り? しかも原付一種で・・・・/彼も侮れん

アキ姉に紹介してもらった民宿に荷物を置くと、りゅ〜さんが・・・・
  「あっ、忘れた・・・・」/どうも、ビーサン忘れたようです。

近くのコンビニ、島唯一のホームセンターにも無く、諦めかけたところに「百貨の店 とかいや」を発見
店のネーミングに首を傾げつつ、怪しげな店内に入り、たぶんこの島で一番高価なビーサンを購入することになりました。


ウェルカムパーティーが始まる19時まで、時間があるので2台で島を一周することにしました。
時計回り、即ち海に近い車線を走ることにしました。
島には信号が3つしかなく、周回路には会場付近に1つあるだけです。

サンセットロードを快適速度で気持ちよく流します。影も長くなってきました。


右には山、左には海・・・・・、ってか、東シナ海


塩俵の断崖/玄武岩の柱状節理は、圧巻です。


更に、先っちょハンターの2人は、島の北端「大バエ灯台」を目指します。


灯台に登ると、下にカブ2台、遠くに「生月大橋」が見えます。




下を覗くと・・・・、結構・・・・、高いところがダメな方は・・・・


灯台経由で約30km弱を快適&快走して民宿に戻り、フロに入った後、夕飯です。
新鮮な海鮮物&十分すぎるほどの量ですが、とりあえず民宿自販機のハイオクでカンパ〜イ


食事も終わり、少し遅れてウェルカムパーティー会場に到着すると、メインゲストの高橋国光 氏「クニさん」も到着したばかりでした。

二輪・四輪を交えた約50人の参加があり、熱心なファンのコアな質問にも、丁寧かつやさしく対応してくれるクニさんでした。 って、クニさん近っ/目測2.5m


左:会場脇には幾つかテントも張ってあります      右:ガリガリ君でクールダウン


コンビニでハイオク&ツマミを買い込んで、反省夜会です。

民宿に戻るとイベント前夜とあってか満員満室で、熊本から来たBMW乗りの親子と相部屋でした。
親子と言っても、子供さんが私たちと同世代で、お父さんをサイドカーに乗せて来島したそうです。
ハンターカブも所有しているようで、当サイト&カフェカブ九州の宣伝を忘れないお達者です。
缶チューハイ、缶ハイボール、黒霧カップで、ZZzzzzzz・・・・・



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