大分ホーバーさよならツーリング/H21.10.12(祝)
先日、DAXさんから、大分空港−大分市間のホーバークラフトが、10月末で運行終了する旨の情報がありました。
調べると、現在では国内唯一の定期運行のホーバークラフトで、1971年に運行開始後、38年の歴史に幕を閉じることになるそうです。
「38年かぁ。 立派な お達者年齢やん。
じゃあ、このお達者ホーバーの勇壮を見届けに行こう〜。」ってなことになりました。
さらに調べると、送迎・体験乗船用に「5時間以内限定往復割引/2,800円」というものがあります。
通常の片道運賃が2,980円、ドリーム2枚券でも5,200円ですから、往復2,800円は超〜お値打ち、これを利用しない手はありません。
早速、北Q組の都合に連絡したところ、ぶっちゃんはリハビリ中、デングリ氏は家庭内行事で都合が付かず、DAXさん、ふぁ〜さん、しばやんの3人でのミッションとなりました。
さて、北九州からだと、大分空港まで走り、ホーバーで大分市を往復することになります。
理想としては大分市側でお昼を食べて大分空港に戻りたいところですが、乗り場付近にはグルメるところもなく、大分空港に戻り国東半島で食べるのが無難なところだと考えます。
となると、結構早い時間に北九州を出発する必要があり、6時集合としました。
◎当日
おはようございます。
4:45に目覚ましに起こされ、準備をし、まだ真っ暗な表に出ると・・・・、「さっ、さぶい」
お達者も身体が資本なので、オーバーパンツを引っ張り出して出発しました。
左:今期初のオーバーパンツ/これからよろしくね 右:まだ真っ暗ですね
GSに寄る前に、8日に「222,222アクセス」を踏んだ、「あきちゃん」あてに「キリ番限定ステッカー+α」をポストに投函し、集合場所に向かいました。
集合場所に行く間、頭に寒さを感じてヘルメットのエアインテイクを全閉にしつつ、オーバーパンツを履いてきて良かったと思いました。/手袋も厚手のモノにしておけば良かったかな?
さて、集合場所には定刻の6時までに、DAXさん、ふぁ〜さん、しばやんが揃いました。
ふぁ〜さんは、昨日まで一泊で阿蘇にセローで行っていて、昨晩遅くに帰りついてた後の参加だそうです。
お疲れ様はもとより、家庭内ポイントは大丈夫なのか心配になったりします。
さて、とりあえず大分空港まで走ろ〜っと、したところに、都合が付いたデングリ氏が登場〜/先日までに家庭内ポイントを貯めたらしい。
同行者が増えるのは大歓迎です。/ぶっちゃん、待ってるよ〜
左:あきちゃん、楽しみにしててね 右:4台で出発〜
6時過ぎに出発しましたが、陽は昇っていないものの、だいぶん明るくなってきました。
往路のルートは、大分空港9:50発のホーバーに乗るべく、時間的に交通量も少ないであろう国道10号線を南下する最短コースを走ることにしました。
左:スペースワールド横をブイ〜ん 右:プレカブ達は、まだ働いてますね
左:えっ、3人ともオーバーパンツ履いてないやん 右:幹線道路も交通量が少なく、走りやすいですね
左:6時30分頃、陽が昇ってきました 右:朝陽が眩しい/国道10号線合流時
国道10号線もまだ交通量が少ないので、いいペースで距離を稼ぎます。
が、行橋市に入って、サンデーペースカーならぬ、サンデービックスクーターが先導します。
んっ? 千葉ナンバー? 知らない道だったらしょうがないですね。
左:順調に進み、「道の駅 おこしかけ」で休憩 右:ふぁ〜さんのNEWメット/白色貼っても・・・・
左:先を急ぐので、宇佐神宮も素通り 右:気温も高くなりましたが、日陰を走ると「さぶい」
大分空港目前の杵築市内で休憩中、少し時間があるので、「杵築城」に立ち寄ることにしました。
震災、暴風雨で損壊し、現在では山上の天守台跡に資料館と展望台を兼ねた模擬天守があります。
20年程前に一度訪れた記憶が・・・・、誰とだっけ・・・・、ん〜、定かでない、お達者であります。
左:天守台への門前でパチリ 右:模擬天守って?
左:展望台からの眺望 右:掲載に際して他意はありません・・・・
程よい時間となり、国道213号線を走って、9時30分前に大分空港に到着。
早速、受付カウンターで、送迎・体験乗船用の「5時間以内限定往復割引/2,800円」を買い求めました。
左:いかにも地方空港らしい大分空港 右:よ〜っく見ておかなかった、ばっかりに・・・・
左:現実は厳しいですね 右:展示モデルを撮影するDAXさん/本日の副主演
待機中のホーバークラフトをパチリ
左:大きなプロペラ2基で推進します 右:窓に塩の結晶が付いて外がよく見えません
9:50の定時を数分遅れて発進しました。
定員105名ですが、座っているのは、ほとんど両側の窓側だけでした。
さすが水陸両用、陸から海面に出る際も特段の違和感なく、進みます。
船内では、振動が心地よいのか、DAXさんがコックリ、コックリ船を漕いでいました。/私も、つい・・・・
左:途中、大分空港行きホーバーとすれ違います 右:遠くに別府観光港のフェリーが・・・・
約30分で大分市側に到着。
到着後、運転士?操縦士?の方に話を聞くことができ、操縦席の写真を撮らせていただきました。
今回の最高時速は、約85km/hだったそうです。
そて、帰りの大分空港行11:00発の便まで、30分ほどあります。
場内アナウンスで、
「11時初の空港行きの便は、5分前に案内します。なお、・・・・・」とありましたので、それまで自由行動〜
左:「謎のとり天せんべい」/微妙〜な味 右:客待ちのタクシー運転手の熱い棋戦
暫くすると、次の便が到着/乗ると見るでは迫力が違いますね。モチ、間近で見るのがスゲぇ
さて、帰りの便の10分前となったので、搭乗口に行くと・・・・、スっゲぇ人数が並んでる。
しかも、2列。ひとつは搭乗口、もうひとつは受付カウンターです。
で、なぜか、デングリ氏が受付カウンター側に並んでいます。
「デングリさん、帰りのチケットも買っとおし、並ぶ場所が違うっちゃないと?」
「いや、それが・・・・」
っと、場内アナウンスが流れます。
「11時の空港行きは、満席です。乗船は5分前を予定しています。
飛行機搭乗の方を優先し、体験乗船の方で、まだ乗船券に引換えていない方は、
空席を確認した上で、順次受付けますので、暫くロビー内でお待ち下さい。」
「で、何か問題なん?」
「それが、コレっちゃ。」
っと、差し出したのが、『乗船券』です。
「何も問題なかろうろん。」
「これは、『乗船引換券』で、乗る時に『乗船券』に引換えんないけんとよ。」
「まっ、マジすか?」
持っている券を確認すると・・・、『乗船引換券/ご乗船の際は乗車券とお引換下さい』ですと。
「ホントやん。引換えんないけんやん。」
受付カウンターとデングリ氏までには、約10人が並んでいます。
「ゲロゲロ(死語、失礼)やん。」
到着した際のアナウンスの後半部分がこの内容だったのでしょうが、聞いていませんでした。(爆)
左:確かに『引換』の文字が大きいですね 右:往路の券には『乗船券』とあります
結局、デングリ氏の数人前で「満席」となり、11:00発のホーバーは、エンジン音、水しぶき、虹&お達者4人を残して、大分空港に向かって出発しました。
「次の便の12:00までに1時間もあるやん。 どぉするん。」
と、言ってもしょうがないので、気持ちを切り替え、受付カウンターで12時発便の乗船券を4枚引換えました。
思えば、到着後すぐにこの手続きをしていなければいけませんでした。/今度、利用する方は注意してね。
左:受付カウンター横に掲載してありました 右:これで確実に乗れます
さて、時間潰しに何しようとロビー内を見ると、食堂があるじゃないですか。
で、揚げたての「とり天」をおやつ代わりにいただきました。
暫くすると、次の便が到着しました。
左:ホーバーを撮影するDAXさん 右:近くを散策するDAXさん
さて、11:45にロビーに戻ると・・・・
「12時の空港行きは、満席です。乗船は5分前を予定しています。
飛行機搭乗の方を優先し、体験乗船の方で、まだ乗船券に引換えていない方は、
空席を確認した上で、順次受付けますので、暫くロビー内でお待ち下さい。」
そうそう、この恨めしいアナウンスです。
左:前便よりもスげぇ数の人 右:ふぁ〜さんもお疲れの様子
まもなく、定刻に乗船でき、大分空港に向けて出発しました。
左:もしかして、撮影してるのは乗れなかった方々? 右:DAXさん&デングリ氏がそろって船を漕ぐの図
往路のホーバーは、ほぼ定刻に、北Q組としては約1時間遅れて大分空港に戻ってきました。
左:なっ、なんと36.5℃/暑いはずです 右:ホーバーを撮影するDAXさん
さて、お腹も空きましたので、お昼を食べることにしましょう。
ホーバー乗り場にあったパンフレットを見て、国東半島の北にある「道の駅 くにみ」の「たこめし」が候補に挙がりました。
ってなことで、国東半島といえば「オレンジロード」を一気に駆け抜けました。
適度なカーブ&傾斜で、原付二種の性能を搾り出しながら、快適&快走します。
信号という信号はありませんが、数箇所ある【止まれ】は、左右を確認してシッカリ止まります。
で、13時30分過ぎに「道の駅 くにみ」に到着しました。
っと、
「レストラン空席待ちの△△さん、お待たせしました〜。」と、聞こえます。
「げっ、満席なん?」
結構待つようだったので、次の候補へ向かいました。/切替の速さも、お達者には大切です
5分ほどで到着したのが「涛音寮(とういんりょう)」の「茶房 さんがいや」です。
通称「三階屋」と呼ばれる、明治初期の木造三階建の造り酒屋の建物です。
現在は、国東半島の芸術・文化の交流の場として全面的に修復復元され、食事もできます。
注文したのは、「涛音寮御膳」
お店の好意で通常の「たこ飯」をボリュームのある「たこ焼き飯」に変えてくれました。
よっぽど、お腹が空いているように見えたのでしょうか。/勿論、大盛りを頼んだお達者も・・・・
左:4人で、気持ちよい縁側でいただきました 右:さりげなく趣のある飾りつけ/癒されます
お店の方が、カブのプレートナンバーを見たらしく、親戚が北九州の若松に住んでいるとのことで話が弾み、近くの温泉場を二箇所ほど教えてくれました。
県道31号線を谷沿いに走り、「湯の里 渓泉」に到着。
パンフには、古くからの湯治場として紹介されていましたが、イメージとチョット違うかも・・・・
ってなことで、少し先にあるもうひとつのオススメ「国見温泉あかねの郷」に行ってみました。
左:走りやすい大分の県道 右:ココは、OKそうな感じ
左:今なら100円サービス券が付いてます 右:粋に暖簾をくぐるDAXさん
内湯と半露天風呂があり、目の前には六郷満山が望めます。/先客が居ましたが、すぐ貸切状態に
湯ったりした後、サービス券で大分特産の「ゆず」をお土産に買いました。
100円引きで150円じゃぁ、買うっきゃないでしょ。/って、4人とも買ってるし
時計は、16時を回っています。
ここから北九州へ帰りますが、DAXさんが・・・・
「まだ行ったことない豊後高田の『昭和の町』に行ってみたいっちゃね。」/では、そうしましょう。
そうとなれば、少々急がなければなりません。
というのも、昭和の町のメインのひとつである「昭和 ロマン蔵」が17時までなんです。
4台で多少迷いながらも一気に下り、昭和の町に着いてエンジンを切ったのが16:45
「急げ〜」っと、早足で「昭和 ロマン蔵」に到着。
時間的に「駄菓子の夢博物館」には入れませんでしたが、残り時間目一杯、精力的に展示物を見て・撮っていたDAXさんであります。/また今度、ゆっくり来ようね
左:本日最後の紙芝居&子供たちの笑顔 右:コカコーラのレギュラーボトルも現役販売中
17時を回り、各自街中を散策します。
左:今日の甘味を・・・・/コーヒー味 右:ソフトを片手に、ムシに熱中するDAXさん
っと、お肉屋さんの店内にデングリ氏を発見/何か彼の嗅覚を刺激したモノがあるのか?
左:それは、コロッケでした 右:注文後、揚げ物を手に撮影するDAXさん
秋限定「松茸コロッケ」/とりあえず季節限定は、食しておきましょう。
「和牛ミンチ上コロッケ」/店員さんのおススメも押さえなければいけません
やや食べすぎ感が否めないまま、北九州へ帰ります。
ふぁ〜さんを先頭に、国道10号線までは結構なペースでしたが、三連休の最終日とあってか、ヤッパリ混んでます。
途中で陽も落ち、「道の駅 しんよしとみ」で休憩? ん? 素通り?
次の「道の駅 おこしかけ」で休憩? ん? ココもパスなん? ふぁ〜さん?
シビレを切らして、信号待ちでふぁ〜さんに聞くと、田川のらーめん「しる商人」/とキッパリ、よっ男前
左:19時30分過ぎにお店に到着 右:醤油らーめん+とんめしで、満腹
お腹も一杯になり、走・湯・食・甘を堪能して、本日のミッションは全て終了しました。
20時にココで解散となり、各自家路に着きました。
今回の走行距離/333km
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