タスキを届けた後、「九州・山口合同ツーリング」/H20.08.31(日)
カブ誕生50周年を記念して、全国のカブ乗りによって引き継がれている「日本縦断・タスキリレー!」ですが、6月22日に関門トンネル人道で中国・四国エリアから受け取ったタスキが九州・沖縄を巡り、8月31日に今度は関門海峡フェリーで本州に渡ることにしました。
タスキの九州・沖縄の滞在期間は、実に71日間だったことになります。
また、折角の機会なのでタスキを渡した後、「九州・山口合同ツーリング」と称して地域を越えた交流を図りませんかと山口宇部組の「よちさん」に相談したところ、ツーリングルートの設定も含めて快諾いただきました。
/よちさん、ありがとうございます。
早速、イベント情報にその旨を告知しました。
「九州・山口合同ツーリング」
8:00集合/関門海峡フェリー乗場(小倉北区西港町)
8:20小倉発の便に乗船し、彦島でタスキを引き渡した後にツーリングに出発。
角島−青海島−湯本温泉あたりを走る予定。
フェリー料金350円(大人200円+125cc未満150円)
※走行距離&帰路に関門トンネル利用もあるため、原付二種限定とします。
●前日
土曜日に庭木の剪定、買い物等、家庭内ポイント作業を終えて15時に開放され、明日の準備をしました。
消耗品を買いに「ファミリーユサ 二輪館/黒崎店」に行きましたが、なかった(ホントは見つけきらんかった)ので、「南海部品」に行ったところ・・・・、何か見たことある、カブの面影を少しだけ残した 「chin−ron号」を発見。/リアフェンダーがリニューアルされてましたが、デジカメ持って行ってませんでした。(悔)
店内に入り、chin−ronさんを先に見つけてやろうと思ったところ・・・・
「あっ、めいにょさん、翔さんやん、何しよん。」
「完成に向けて、部品を買いに・・・・」
そっか、彼らの家から一番近いのがココなのかも。/カブで15分の範囲に2店舗ある環境に感謝。
っと、chin−ronさんに見つけられました。/残念ながら、明日の合同ツーは欠席だそうです。
私は目的のブツを見つけ、チャッチャと買い物完了。
めいにょさんは、大陸製原動機換装に際して、クラッチワイヤーの取り回しに苦戦しているようでした。
不具合の状況を確認しようにも、現物はめいにょさんの自宅。ココには展示原動機はない。
「あっ。」さっきまで居たファミリーユサに大陸製原動機の展示があったことを思い出しました。
めいにょさん&翔さん、2人とも「ファミリーユサ 二輪館」を知らなかったこともあって、4人でワープ。
そこで大陸製展示原動機を前に、あーだ、こーだ、挙句にはオイル交換中の「いのっちさん」にも携帯で問い合わせたりしました。
めいにょさん達は、なんとか今日中に原動機周りは終了したいとのことで、
「是非、二輪免許合格したら、慣らしツー企画してね。集合は、めいにょさん宅近くまで出向くよ。」
と伝えて、お別れしました。/あっ、そう言えば、ユサに「kenkenさん」が来てましたね。
さて、夕食後、タスキ&バッグを渡す準備で、寄せ書き帳を書き込みます。
寄せ書き帳も2冊目に突入しています。
6月22日に中国・四国エリアから受け取った際に私が記入して、再び復路分を書き込んだことで、九州・沖縄エリアでの書き込みは、21頁を数えました。
また、バッグの重さを量ったところ・・・・、
受け取り時には2.3kg(左)だったものが、戻ってきたときは2.6kg(右)となっていました。
九州・沖縄エリアのカブ乗りの熱い思いで、0.3kg増えたのか?
さて、明日の「九州・山口合同ツーリング」ですが、 87人の参加表明がありました。/表明順に記載
PG103さん、A-changさん、いのっちさん、はしくん、DAXさん、CT乗りさん、デングリ氏、しばやん
※見送り組:たら夫さん
山口宇部組は4台との情報なので、12台編隊でのツーリングとなりそうです。
●当日
おはようございます。
東海地方から北は荒れ模様のようですが、コチラの天気は問題ないようで一安心です。
が、アンジェさんより「はしくんの参加が、雨雲にどう影響するか微妙〜」との、情報も入っています。
/まぁ、大丈夫でしょう。
チャッチャと準備して、7時前に自宅を出発。
通行料50円の若戸大橋を渡って、一路フェリー乗り場に向かいます。
7時30分過ぎに到着すると、先着でA-changさんが待ってました。
その後、続々と集まって合計8台。
フェリー出航までの間、暫しカブ談義。
見送隊には、ピザボーイさんが駆けつけてくれました。/たっ、たら夫さんは?
左:早速? 右:えっ、A-changさんも?
左:DAX号/本日の仕込みネタ 右:ネット仲間製作による力作(熱)
左:125cc以下は350円 右:九州、最後のタスキ画像
左:出航待ちの8台
右:見送隊のピザボーイ号/今後の課題は、排気量&制動力UPだとか
乗船のアナウンスがあり、8台が船に飲み込まれて「パチリ」/えっ1台多い? 左から3台目「釣lり仕様」
見送隊に手を振ろうと、2階に上がったところ・・・・ 「あっ、たら夫さんやん。」
何とか出航には間に合ったようです。/でも、紙テープは忘れたようですね。
無情にも乗降甲板が閉まり始め、二人の姿が・・・・ 最後は手だけ・・・・ 「行ってきま〜す。」
「関門海峡フェリー」は、北九州市小倉北区日明港と山口県下関市彦島荒田港を13分で結んでいます。
「海のバイパス」、「本州・九州最短フェリー」が謳い文句です。/確かにそうですね。
何と、いのっちさん、長年北九州に住んでいながらこのフェリーを利用するのがはじめてとのことで、短い時間ながらも楽しんでいたようです。
彦島に近づくと、デジカメの最大望遠の中に山口宇部組の4人が手を振っているのが確認できます。
左:イメージです。/お子さん二人連れてました 右:彦島から手を振る山口宇部組
で、無事、本州に到着。
早速、次のタスキ走者のナイスガイなハンターカブ乗り「カトさん」に渡して、「パチリ」
これをもって、タスキリレー九州・沖縄エリアは、終了したことになります。
主催者側によると九州・沖縄エリアは、22名のカブ乗りでリレーされたということです。
さて、ここからは「九州・山口合同ツーリング」です。
山口宇部組は、よちさん/MD90、カトさん/ハンターカブ、おかちゃん/カスタム90に、お達者イベントに参加してくれてるサンタさん/ハンターカブの4台です。
左:山口宇部組のサンタさんによるルート説明 右:出発前の12台
さぁ、合同ツーの出発です。/8時50分
山口宇部組のサンタさんを先頭に12台の千鳥編隊が、国道191号線で「角島」に向かいます。
夏休み最後の日曜だったのですが、思ったよりも交通量が少なく走りやすい。
「子供さんの夏休みの宿題が終わっていないのではないか。」というのがお達者の分析です。
サンデーペースカーがいるものの、12台の編隊としては結構いいペースで流れます。
信号待ちで「パチリ」
途中のコンビニ休憩で・・・・
北Q組御用達の「クールメッシュシート」が、宇部山口組の話題となりました。
「じゃ、試しに付けて走ったら?」
で、装着。走り出してすぐに、その効果を体感したらしく、気に入った様子。/お買い上げ?
左:触感はどぉ? DAXさんのはよちさんに・・・・ 右:私のは、サンタさんのCTに試装着
左:動画撮影中の「よちさん」 右:旗をなびかせ疾走中のDAX号
途中、公安による電探速度測定キャンペーンがありましたが、対向車の善意の合図で、無事回避。
でもって、角島入口に到着し、手前の高台で「パチリ」
角島大橋で、最○速アタックを試みようとしたお達者がいたようですが、強い横風&サンデーペースカーで思うようにできなかったようです。
島の先の灯台で待ち合わせていたのですが、2台が遅れてます。
橋を渡ったところで公安車両が張り込んでいたという未確認の話もあります。
「まっ、まさか・・・・?」
いえいえ、グルメのお達者が手前の売店で何やら買い込んでいたようで、公安車両はガセネタでした。
展望台に上って下を見ると・・・・
先ほどの2人が売店の隣に陣取って、買い込んだブツ、ソフト&ご当地ジュースを堪能中
そこから、海水浴場前の売店まで戻り、サンタさんリサーチの「青ノリソフト」へ
※:正確には、角島紹介のTVをたまたま奥様が観ていたということでした。
早速、青ノリソフトを買い求めました。/皆さんご想像のとおりの姿で出てきました。
また、奥に「ワカメソフト」の看板を見つけた他のお達者はそちらを買ってました。
他にも、何人かがイカ焼きやらなんやら買い込んでいたようです。
左:青ノリソフト/後半は抹茶味という声、複数アリ 右:ワカメソフト/シッカリ練りこんであったらしい
さて、時計はまだ11時30分
小腹も満たしたので、暫らく走ってから昼食にします。
角島大橋の復路で幾人かが最○速アタックを楽しみ、国道191号線を進み、新大坊交差点から国道491号線に入ります。
ココも交通量が少なく、適度な起伏とカーブで、快適・快走で気持ちよく流せます。
県道38号線に入ると、ところどころ路面が濡れており、注意して走ることが求められます。
暫く先の適当なところで、みんなの遊走&勇壮を撮影しようと、待っていました。
が、誰も来ません。
「ん?」っと、来た道を戻ってみると・・・・
山口宇部組の「おかちゃん号」のチェーンが外れたようです。
左:このアングルで待っていたんです 右:デングリ氏により、無事復旧
復旧後、再度同所で撮影/ピントあってないし
俵山温泉から県道281号線を少し入ったところにそれはありました。
「麻羅観音/まらかんのん」
長門市HPより転載
俵山温泉街の北、木立ちに囲まれて小さなお堂が建っています。
湯本の大寧寺で最期を遂げた大内義隆公の遺児が女装して俵山に潜んでいたところ、
捕らえられて殺害され、男児であった証拠に男根を切り取られたということです。
これを哀れんだ里人が霊をなぐさめるために建てたものです。
ここは子宝に恵まれない人や健康増強への願いを託す参詣者で賑わいます。
福岡県には、昨年ふぁ〜さんと行った、英彦山の「男魂祭」がありますね。
左:何が日本一なのか? 気になる・・・・ 右:悲しい由来/痛そうでもある
神社のいたるところに「奉納」されています。「奉納」されているんです。
駐車場のトイレで、なぜか寂しくなったことは内緒にして、ここから県道34号線で長門温泉に向かい、昼食にします。
途中の信号待ちで「パチリ」/「麻羅観音」のせいなのかは不明ですが、妙〜にノリがよいお達者たち
長門温泉に着いて、入ったのは、「金寿ラーメン」/12人の急襲にも快く対応してくれました。
左:12人で押しかけた「金寿」 右: メニュー
ここで、何故メニュー掲載したかって?
それは、A-changさんが二つ目の替玉をした(実質3玉目/スープは足りているのか?)際、
「大将。ココの替玉の最高って幾つ?」っと聞くと、
「替玉より、あのメニュー全部食べたのがおったよ。」
「ぜ、全部?」
「相撲取りやったけどね。」/そりゃ反則やろ。メニューの合計が9,600円ってのは不必要な情報?。
お店のご夫婦に見送られて、次に立ち寄ったのが「足湯」/無料です。
これが、結構「熱いのなんの」。
猫舌、猫手、猫足&猫の額(誤)の私は、早々にギブアップ
左:タスキも一緒に/って、みんな我慢強い! 右:A-changさんが期待に応えることはなかった。
左:私が気になった・・・・ 右:ここでもカブ談義
ここから、県道34号で戻ることになります。
が、空を見上げると・・・・
「はしく〜ん、曇っとぉ〜やん。」
デングリ氏も、走る方向によっては降られるとの分析/彼の雨雲アラームは山口県に設定済み
「まっ、いっか」のノリで出発。
ココも交通量が少なく、快適&快走を楽しんでいると・・・・、「ポツリ、ポツリ」
ヘルメットのシールドに雨滴が落ちてきました。
「来たか〜」と思いましたが、「それっきり」でした。/アンジェさん、残念でしたね。
左:長湯温泉出発時の空/実際はもっと暗い雲です 右:途中休憩も、懲りずに楽しくカブ談義
更に走り、「豊田町 道の駅」で停車。ここで、山口宇部組とお別れです。
急な合同ツー快諾へのお礼&タスキリレーの安全を祈念した後、山口宇部組4人に見送られました。
さて、九州に戻るのに、関門トンネルかフェリーかを協議した結果、帰りもフェリーを利用することにしました。
早速、デングリ氏が出航時刻を確認してくれましたが、時計はまだ15時20分。
最終便までには、十分時間があります。
雨男 はしくんが先頭となり、近道というよりグルっと寄り道してフェリー乗り場を目指しました。
左:道の駅を出発 右:あっ、関門橋が見えてきました。/対岸は九州
まだ時間があるので、フェリー乗り場に行く前に「唐戸市場」に寄り道です。
左:「うにソフト」/私は初モノ、結構、濃厚です 右:以前「うにソフト」を食べたお達者は「うにまん」
さらに、私以外の北Q組3人は、「ふく刺し ぶっかけ丼」なる贅沢なものを食べに行ってました。
さて、3人が戻ってきたのが、16時40分。
次の出航は17時、その次は17時40分。
「17時、行って見よっか。」ってことで、フェリー乗り場へ向けて8台が「猛走」
・・・・・・・・・・・・・ で、フェリー乗り場に到着すると、まだフェリーは大きな口を開けたままです。
「あと、何分で出ると?」と、誘導員に聞いたところ、
「1分半しかないよ。ちゃんと乗船券買ってね。」
そうだ、8台分の乗船券を買わんといけん。っと、デングリ氏が、
「まとめて、買ってくる。」で、セーフ。/ホント、助かりました。
無事、ギリギリ乗船できました。
左:フェリーは居るけど、乗船券が・・・ 右:船内で清算/デングリ氏の財布は、硬貨だらけ
無事、九州に戻り、17時15分過ぎに、ここで解散。
4人を見送り、残った北Q組4人は、最寄のコンビニで「プチ反省会」をして解散しました。
「えっ、コンビニ? ファミレスじゃないの?」/でしょ。そうだよね。
でも、他の3人は唐戸市場で「ふく刺し ぶっかけ丼」食べて満腹状態。
ファミレスでドリンクバーも無理々々ということで却下。/こんなことなら、私も食べときゃよかった。
無事帰宅して、シャワーを済ませてハイオク片手に掲示板を見ると・・・・
「あっ、サンタさんが、同じことしとるやん。
しかも17時16分って、私らがフェリー降りて解散した頃やん。」
サンタさんの書込み(17時16分56秒)/抜粋
「お疲れ様でした。
こちらはシャワー後、すでに一人ハイオク会・・・・
皆さんは、ファミレス夜会で盛り上がってる事でしょう。」/実に読みが良い。でも今回はコンビニでした。
また、よちさんも/抜粋
「山口県参加者一同、カブの奥深さに衝撃を受け、ディープに足を踏み入れそうです。」
と、うれしい書込みがありました。
また、機会を作って、ご一緒しましょうね。
そうこうしていると、夏の定番「24時間テレビ」では、「エド・はるみ」さんが、放送時間内に113kmを完走する場面が放映されています。
スタートの、そしてゴール後のスピーチは、お達者の涙腺を刺激するには十分でした。
今回の走行距離/243km
今回の走行軌跡/下の地図をクリックするとGoogleMapが展開
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