第5回カフェカブパーティーin京都 前編/H20.05.23(金)〜26(月)


今年も参加してきました「カフェカブ京都」。関西での開催は第5回目です。
個人的には、第2回、第4回に続いて今回の第5回の参加で3回目となります。

今回九州からは、TAKAOさん、DAXさん、ピーカブさん、HowMuchさん、ばばくん、しばやんの6人の参加予定が確認できています。
お達者4人は往復フェリー、若人2人(はうまっちさん、ばばくん)は往路自走&復路フェリーです。
そう、若いうちは体力使わなきゃね。


●1日目(出発〜フェリー乗船)/H20.05.23(金)

午前中の外せない会議をこなして早退、昼食後に出発前最後の軽整備を行います。
そう、先日注文していたリアスプロケR38が届いていたので、チャチャっと交換。
荷物を積んで、さっ、フェリー乗り場に向けて出発です。

左:ドッピンカーの五月晴れ/明日から下り坂       右:寿命ですね/チ〜ン、合掌


作業終了。時計は、まだ13時15分過ぎ。
フェリーは門司港発20時(2便)なので、いくらなんでも早すぎます。
昨年同様、直前に1便に変更する?

否、しません、できません、できないんです。

  「ん?  何故って?  気になる? それは、・・・・ 」

左:21日夜に届いた箱                    右:中身は「コレ」


そう、まさか、そのまさかの「出発直前のピストン交換手術」なんです。
20日に帝都から戻った際に、かかってきた携帯電話での話が、トントント〜ンと急展開し、
  「乗り味が良くなること間違いなし。」という言葉に、
  「お願いします。」と瞬時に反応してしまい、翌日には「ブツ」が届いた次第です。

交換は京都から帰ってきてからでも良いと思ったのですが、・・・・・
  ・ピストン交換すると、大〜好きな「慣らし」が待っている。
  ・シリンダーは交換しないので、いつもよりは「慣らし」の距離は少なくてよい。
  ・昨年のカフェカブ京都での走行距離は、300km弱だった。
  ・道中、高速巡航しない(ホント?)ので、「慣らし」で距離を重ねるには丁度よい。
  ・何より、交換した効果を早く報告したい。
と考え、急遽交換することにしたんです。

実は3月にビッグバルブヘッドを組み込む際、各部への負担軽減&耐久性を考慮して、若干圧縮比が低めのピストンを組み入れていました。
んがしっかし、慣らしも終えて乗り込んでいくと、中低速域は一つ前のタイカブノーマルヘッド105ccのほうが扱いやすく感じ、「この仕様ではビッグバルブヘッドの効果・性能が十分引き出せていないのでは?」と、メーカーさんに相談していた次第です。

出発まで時間も無いので、能書きはこれくらいにして、チャッチャとピストン交換します。
カム、シリンダーも含めピストン以外は、そのままです。

左:カム山に目立ったキズもなく大丈夫           右:ち〜っと、濃いかな?


シリンダーは、傷もなくキレイでした。


旧ピストンを見ると、ヤッパリ濃かったようですね。
新ピストンはリセスが切ってあり、ピンハイが高く、スカートが短いですね。
メーカーさん曰く、「約30g軽いよ。」/このち〜っとの差で走りはどう変るか?


今回もあえて、ハイコンプピストンにしないところが、天邪鬼なお達者だったりします。
  ※このような仕様は、あくまで使用者(私)の責任で試行的に実施しているものです。
    メーカーが推奨しているものではありませんので、決して模倣しないでください。
    しばやん号の初代エンジンもD社クランク&T社腰上でしたね。/懲りてません。

でもって、問題なく組み付けが終わり、すんなりエンジンもかかりました。
暫らくアイドリングさせ、近所を軽〜っく走ってみましたが、オイル漏れ&滲みも無く、作業終了。
時計は、15時35分/メーター 36,365km

少しでも「慣らし」を進めるため、荷物を積んで出発しました。
荷物ならまだしも、ウケ狙いのネタまで積んでいるものだから、「重いの何の」
「慣らし」は、フェリー乗り場とは反対の方向に走ります。
ピストン交換の印象としては、中低速のタルミもなく、いい具合に回転が上がってくれます。
これで、後ろの重たい荷物が無い状態だったら、もっと感じていることでしょう。
早く慣らしが終わったらというより、早くネタ&荷物から開放されたいって感じです。


気持ちの良い海岸線を流して、立ち寄った先は「玄海バーガー」
平日の16時過ぎとあって、客足も一段落しており、お店の方と久々にゆっくり話ができました。
今からフェリー使って、京都にカブのイベントに行く旨を伝えると、
  「・・・・。 ホントに? 気合が入っとぉ〜ねぇ〜 マジで?」
  「マジです。」


お達者はフェリーで大阪まで行きますが、福岡市の若人が京都まで自走する旨を、さらに例年関東からも自走で参加するカブが数多くいる旨を伝えると、・・・・
  「・・・・。 ホントに? 気合が入っとぉ〜ねぇ〜 マジで?」/さっき、同じこと聞いたんですけど・・・・
  「マジです。」
  「あんたたちの、何がそうさせるん?」
  「お達者ですから。」/って、お達者はフェリーですけど・・・・
  「じゃあ、試作品でも食べてもらおうかね。」/話しが繋がらないんですけど・・・・

でもって、出されたのが、「これだぁ〜 1・2・3」


シャキシャキのキャベツに自家製ソース+ブラックペッパーの効いた大き目のカツが挟んであります。
強めのブラックペッパーは、私好みです。
正式メニューにするには、もう少し常連さんの意見を聞いてからだそうです。/私も常連?
新メニューの名前候補は、恋に悩む大学生命名の「恋カツバーガー」だそうです。/私は「濃い」に悩む・・・・
  「ホームページには、まだ伏せておきましょうか?」と気を利かせたつもりでしたが、・・・・
  「全〜然、OKよ。」
とのことでしたので、画像も名前候補も掲載しておきます。「恋カツバーガー(予定)」です。

左:お客さんにウケている/笑ってるし           右:見送っていただいた方々/社長、表情カタい


「玄海バーガー」を17時過ぎに出発、18時前に八幡東区でDAXさんと合流し、乗船前に夕食を食べるべく、門司方面へ走ります。

左:キャストホイール&小ネタ満載のDAX号        右:あのぉ〜、ワタシ慣らし中なんですが・・・・


左:門司駅近くの「a子(みんず)」              右:特製ラーメン/隣のお達者さんは大盛でした


小腹も満たし、フェリー乗り場に向かいます。
峠越えをしている際、山を見上げると・・・・「雲行きが怪しい。」
乗船まで降らないでくれと祈りつつ、フェリーターミナル行きバスをパスします。


途中のコンビニでハイオク&つまみを仕入れ、暗くなりかけた頃、フェリー乗り場に到着。
左:同じフェリーを利用するターボモンキーの「TAKAOさん」も10分ほど前に到着したそうです。
右:見送り隊として、「CT乗りさん」(右)と「PG103さん」の2人が駆けつけてくれました。


既に乗船が始まっており、見送り隊の二人とロクに話もできませんでした。/ゴメンね
乗船して、早々に入浴を済ませ、ラウンジの一画で「お達者三人夜会」の始まりです。

左:昨年の百均スリッパ/結構、物持ちはよいほうです。
右:麦ジュースに続いて、DAXさんと私は「黒霧」、TAKAOさんは「角瓶」へと順調に進みます。


左:TAKAOさんからいただいた東京土産/ありがとねぇ〜
右:カブ&4mini談義に話が弾みます/ちなみにDAXさんのツナギはオリジナルワンオフだそうです


持ち込んだハイオクは全てお達者の体内に浸透し、楽しい夜会は船内消灯とともに幕を閉じ、1日目は終了しました。


1日目走行距離/99km



●2日目(大阪〜京都へ)/H20.05.24(土)

おはようございます。
気になる天候ですが、曇ってはいるものの、まだ雨は落ちてきてないようです。

左:TAKAOさんは朝のブログチェック            右:漏れなくハーモニカの独奏会が付いてました


左:昨晩の賑やかさの原因を発見             右:朝の明石大橋


フェリーは定刻どおり大阪南港に到着し、下船すると、そこに待っていたカブが1台・・・・ JUNさんです。
左:3台で大阪上陸〜
右:JUNさんのカブ/製品テスト&チョイ乗り用 デモ車ではなく、乗ってナンボの実用車です。
   現在の仕様は、ビックバルブヘッド105cc、PC20、スラッシュカットマフラー


JUNさんとは昨年のカフェカブ京都以来1年ぶりです。
少しのカブ談義の後、TAKAOさんとDAXさんの2台は京都へ直行。
JUNさんと私は喫茶店へ移動し、ハンター乗りのマスターを交えて、またまたカブ談義。
  「あのピストン面白そうな予感がします。荷物降ろして、慣らしが終わるのが楽しみ。」/実質回してるし
  「で、後ろの大袈裟な荷物は?」
  「はい、苦しまぎれのネタです。」
  「そんなのよく持ってるね。そういう趣味もあるの?」/あると答えるべきか、それとも・・・・
  「あっ、あります。」/やっぱり、あるんだ

いろいろと話し込んで11時過ぎにお店を出る頃、「ポツリ、ポツリ」と雨が落ちてきました。
雨具を着るほどではなかったので、そのまま移動。

左:途中、立ち寄った二輪部品店              右:信号待ちで気になった「ドリえもん」


お昼時となり、JUNさんオススメのうどん屋さん「釜ひろ」に行きました。
私が注文したのは「ちく天ぶっかけ定食」
ちくわの天ぷらに温泉たまごと顎が疲れるほど腰が強い麺で、おいしくいただきました。


うどん屋を出る頃には、雨脚が強くなっており、屋根付き駐車場のファミレスにビバーク。
更なるディープなカブ談義が進むとともに、「ドリンクバー」でお腹はタツプン、タツプン。
気が付くと14時過ぎまで話し込んでおり、いつの間にか外の雨は上がってました。

雨の上がっているうちに京都まで行くことにして、JUNさんの社屋で写真を撮らせてもらうことにしました。
折角なので、しばやん号に乗ってもらうことに・・・・
重たいネタ&荷物を降ろそうとしましたが、そのまま「ブィ〜ん」/ってJUNさん。
暫らく経って戻ってくると・・・・
  「半端なく重いねこのカブ。荷物降ろしたら面白いと思うよ。」
だから、荷物降ろして身軽な状態にしようって・・・・
  「でも、回転が上がると力強いね。」
って、慣らし中なんですが、どんだけ回したの?
  「僕のも同じヘッドで105ccだけど、キャブとマフラーの違いは大きいね。 それにしても重い。」
だから、身軽に・・・・
実際、ユーザーが組み込んだ自社製品をJUNさん自ら乗るということは、少ないそうです。
でも、コッチとしては何か不具合は無いか心配モノなんです。/デングリ氏もですけどね。


再会を約束し、JUNさんとはココでお別れして、国道171号線で京都を目指します。
途中で本降りとなり雨具&エルボー君装着して、慣らし高速巡航〜。


16時30分頃、本日の宿泊先に到着しました。
今日はココで、モーサイ号で日本一周中の「トツネ氏」と泊まることにしています。
暫くして、モーサイ号&トツネ氏到着。
2ヶ月ぶりの再会に、ガッツリと握手を交わします。
握る手は以前と変わらず力強いのですが、顔つきが少し引き締まったようでした。
オーナーの方にオススメの食堂と銭湯を教えてもらい、二人で傘をさして歩き出しました。

左:お目当ての食堂「GON」                 右:オススメの「ピネライス」シリーズ


その中から注文したのは「ハーフピネライス」
チャーハンにカツを載せ、その上にハヤシ&カレールーがかかっています。
トツネ氏はお店の方の協力で、ブログ用の写真を「パチリ」


お次は、雨の京都の町並みを濃いお達者二人でそぞろ歩き、銭湯へ向かいます。
左:露天風呂&サウナもある「笠の湯」           右:今は「番台」ではなく「フロント」なんですね


サウナ&雨の露天風呂で湯ったりして宿に帰ると、「お達者二人夜会」の始まりです。/二連チャン
2ヶ月前の北Q組との絡みやカブドリーム、明日のカフェカブ・・・・いろいろと話しました。
しかし、トツネ氏は今日、金沢からの長距離雨中走行の疲れもあり、日付の変わらないうちに就寝・・ZZzz


さっ、明日はカフェカブ本番です。


2日目走行距離/126km
慣らし積算距離/225km


  後編


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