●九州から家族でスキー/H20.01.20(日)
カブネタではありませんが、20日の日曜日に家族でスキーに行ってきました。
「九州でスキー?」って思う方もいらっしゃると思いますが、九州人もスキーしますよ。
九州でも、人工降雪機の助けを借りて、
天山リゾートスキー場(佐賀県)、
九重森林公園スキー場(大分県)、
五ケ瀬ハイランドスキー場(宮崎県/日本最南端)などが営業しています。
しかしながら、我家のスキーは「南下」するのではなく、自然雪&コースの多い広島県や島根県まで行きます。
それでも、全国のスキー場と比較すると、積雪量&コースは少なく、リフト代は高いという「なんだかなぁ〜」的なところもありますが、日帰りで行ける距離なのでOKです。
※福岡県の高校では、修学旅行に長野県あたりでスキーに行くところがあり、長男の高校もその予定だったりします。/夜は疲れて楽しいこと悪さができない?
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週の半ば、「状況が良かったら、日曜日にスキーに行こう。」と言った途端、子供たちは、新聞、ネットで天気予報のリサーチを始めます。
北九州方地方は、19日(土)の夜から20日(日)にかけて「雨」ですが、中国地方の山間部は「雪」とのことで、「スキー行き決定」と相成りました。
19日、夕方に突発で入った実家の用事を済ませ、帰宅後スキー板のワキシングを始めました。
昨シーズンは、雪不足&長男高校受験で1度もスキーに行くことなく、板のソール面は一昨年末のベースワックスがそのままの状態です。/大丈夫なのか?
6セットのスキー板にリムーバー、エッジ研ぎ、ホットワックス、ブラッシングをし、作業が終わったのは21時を回ってました。
家族4人で6セットというのは、長男と私が長板+ショートスキーを持って行くからです。
ワキシングが終わった6セットの板たち →
さて、明日は早いので、早々にフロ入って、ハイオク注入で早寝と思っていたら、・・・・
「お父さん、Aくん連れて行っていい?」
「はぁ?」
Aくんは裏隣に住む長男と同級生の幼馴染みの少年です。
「車には乗る余裕あるけど、そんなん急に行けるんか?」
「Aくんにはもう話してあるけん。ウチがOKやったら、大丈夫。
ブーツは以前の僕のヤツ、板はショートスキーの一つを貸せばいいやん。」
「はぁ? ショート? それってお父さんの・・・・」/まっ、いっか。
長男のこの安直さ、能天気さは誰の遺伝だ?という夫婦間での議論の余地はなさそうです。
この状況で断る理由も無く、長男もスキー場で悪ガキ二人で行動したほうが、楽しいだろうとのことで、「快諾」
その5分後には、家内とAくんの母親が電話で笑いながら話し、Aくんも我家に来て、明日の打合せをしていました。
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●当日
といっても目覚ましが鳴って起きたのは、午前2時15分。3時間半位寝れました。
外に出てみると、シッカリ雨。荷物を積み、家を出たのが「2:52」
コンビニで朝食を買い込み、スキー場に向けて出発です。
高速に乗れたのが3時30分過ぎなので、ETCの深夜割引の適用となります。
長距離の利用となりますので「3割引」は大きいです。
さて、高速道路を走っているこの時点で行くスキー場が決まってません。
子供たちのリクエストは、
八幡高原191スキー場(広島県)/中国道利用(184km)
アサヒテングストンスキー場(島根県)/山陽道、浜田道利用(250km)です。
利用する高速が違うので、「美東サービスエリア」で休憩する際に決めることにしました。
長男とAくんが携帯を駆使して情報を集めたところ、・・・・
「八幡高原191スキー場がいい。」という結論に。 理由としては、・・・・
・テングストンは滑って楽しい下のコースが本日雪不足でリフト不稼働&滑走不可
・山陽道は3箇所で事故発生中
・現在、各道路に冬タイヤ規制は出されていない。
ということで、そのまま中国道を「戸河内IC」まで走ることになりました。
我家の車には、「しばやんオプション」で、5年ほど前から米国製をネットで購入した「オートクルーズコントローラー」をつけています。
巡航したい速度でボタンを押せば、右足をアクセルから外しても設定速度を維持してくれます。
もちろんブレーキペダルを踏めばキャンセルできますし、追い越しでアクセルを踏めば設定速度以上で運航でき、足を外すと再び設定速度に戻ります。
設定後の速度もボタンで上下でき、高速道路走行時には、大変重宝しています。
んが、登り坂で設定速度を維持しようと、突然キックダウンされると、ビックリします。
中国道を順調に走っていると、「荷卸峠」を過ぎたあたりから、みぞれ混じりの雨となり、「鹿野」あたりで完全に「雪」に変わり、路面が積雪するのも時間の問題です。
四輪スタッドレスですが注意して進んでいくと、案内板に「冬タイヤ装着」と表示されました。
「戸河内IC」を降りる頃には、明るくなっており、ここからR191を30km程走ります。
時間が早いせいか、往来の車も少なく、適度なリアタイヤの滑りを感じながら、無事「八幡高原191スキー場」に到着
左:吉和SA/6:30 右:スキー場の駐車場は、まだガラガラ/8:00前
女子は更衣室、男子は外と高校の体育の時間のような着替えを済ませ、板を下ろし、いざゲレンデへ
更衣といえば、今回、長男&長女が着ているスキーウェアは、私&家内のお下がりだったりします。
子供の成長は、早いものですね。
左:悪ガキ同級生二人組/長男(左)、Aくん(右) 右:家内と長女を加えて
この地域のリフト券は、家族4人ともなると結構な金額になります。
長女も中学生ですから、4人とも大人料金になります。
ココの1日券は4,500円なので、4人だと18,000円です・・・・・・・。
が、ネット上のクーポン券利用で、1,000円割引の3,500円となります。
ここからは、悪ガキ2人組をゲレンデに解き放ち、それぞれスキーを楽しみます。 スキー場は1日中雪で、とうとう青空を見ることはありませんでした。
新雪で雪質が重たいところもありましたが、リフト待ちもなく、十分楽しめました。
途中、悪ガキ二人組を発見/羨ましいほど、バカばっかりやってます。
レストハウスが混み合う前に、私、家内、長女の3人で早い昼食。
1日券ですが、14時には帰路につきます。
って、これから二つ予定があるんです。
ひとつは、「温泉」。/北Q組の血が流れてます。
今回は「いこいの村ひろしま」を利用/高速道路のスキー場ガイドに割引券があり、600円→500円で入浴
午後2時半ということもあり、貸切で入浴できました。/家内によると女湯も貸切だったそうな。
右の画像は、長男(高校1年生)のサービスショット
湯に浸かり、長男のサッカーで鍛えた体を羨ましく思う気持ちを抑え、明日筋肉痛になるであろうメタボ予備軍の四肢を確認します。
さて、湯上りに次の目的地に電話します。
「北九州のしばやんです。今から5人で行きます。」
「ほうね。待っとるけんね。」
2年ぶりですので、私の名前を覚えているかは限りなく不透明ですが、お店に行くと・・・・
平岡食堂の「ヒラリーおばちゃん」&できたての広島お好み焼き5個が待ってくれてました。
「あんたらやったんね〜。 顔見て思い出した。 元気しとったね〜。」
5人でおいしくお好み焼きを食べ、また来ることを約束して、往路と同じ道を北九州へ帰ります。
左:復路のほうが積雪してるし/ここは広島県R191 右:ヒラリーおばちゃんを囲んで
中国道に入り順調に西進していると、吉和PAの手前で、先行車がハザードを点滅して減速します。
「えっ? 何? 事故?」
前に停車している車の数から、事故直後のようです。
通行止めも20分ほどで終わりました。
左:今から、久留米、大分まで帰るのは大変ですね。 右:横倒し/乗ってた方は大丈夫だろうか?
その後、車は順調に進み、その間の車内は寝息の輪唱。
雪も「鹿野」を過ぎると雨に変わり、午後8時過ぎに無事帰着しました。
左:雨の関門橋/この先は九州 右:今回の走行距離は547km
今回のとくとく情報利用
高速代 1,350円(往路/深夜割引4,550円→3,200円)
リフト券 5,000円(1日券一人4,500円→3,500円)
温泉代 500円(一人600円→500円)
合 計 6,850円(1,370円/人)
ゲレ食5人分くらいは、賄えましたね。 今シーズンは、あと何回行けるだろう?
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