●男魂祭/H19.11.11(日)


最近、秋晴れの天気が続いています。
が、朝晩の冷え込みは、確実に秋の深まりを感じさせます。
そういえば、11日から「大相撲 九州場所」が始まるんですよね。

さて、そろそろ走りたいなぁ〜っと思っていた矢先、ふぁ〜さんから次の情報がもたらされました。

  11日に英彦山で、「男魂祭(オトコまつり)」なる、いかにもネタ的に美味しいお祭りが行われる。
  怪しいカタチの岩が飾られているらしく、ビジュアル的にHPに掲載可能なのか判断しかねる。
  そんな郷土の祭りを堪能するのも、お達者的にOKではないか?

早速、ググってみると・・・・。 想像どおり。

こんな祭り、近くでやってるなんて・・・・。
これは、お達者として、是非参加しなければ・・・・
ってなことで、北Q組にお声掛けしました。

んが、CT乗りさん、DAXさんは都合で「×」、デングリ氏は「△」で、「○」は、ふぁ〜さんと しばやんの二人です。

っと、前日10日(土)の14時過ぎにデングリ氏から連絡あり。
参加できるのか?と、期待したのですが、残念ながら内容は、「調整できず、明日は欠席」とのこと。

んが、しっかし、添付された画像が → 紅葉が進んでますね。

連絡文には、
  「我慢できなんだ。
   明日は×だけど、今日、時間が取れたので行ってきました。」

よっぽど行けないのが、残念だったのでしょう。
前日、英彦山まで走り、祭り当日の会場情報まで、詳しく教えてくれました。


これで、当日の出走は、ふぁ〜号、しばやん号の2台と、決定しました。
と、いうことは「105ccコンビ」での出走です。

いずれも今年9月末、ふぁ〜号はC90、しばやん号はタイカブエンジンをベースに、JUNキットで105cc化しました。/詳細は「活動報告」にあります。

集合を「西の集合場所に9時」としていたところ、前夜、ふぁ〜さんから突然のラブコール。
都合が悪くなったのかと思いきや、

  「メーカー推奨のスプロケ(F、R)を入手したものの、未装着。
   ネタ的に英彦山で野外作業ってどぉ?」

こうやって、お達者のもとに「ネタ」がもたらされるのです。
が、野外作業も良いけれど、どうせなら出発前に交換して、快適に走ったほうがよいのではと考え、集合を我家に変更、交換作業後に出発することにしました。



●お祭り当日

おはようございます。
いつものように 幕が開〜き お達者時間に目が覚めました。
なぜか家内と娘がいない朝に、 部活に行く息子と二人で朝食を終え、出発の準備です。

ネットで本日の天気予報を確認すると、・・・・ おいっ。
何と、午後から雨の予報。しかも、今日は「山」へ向かうので、・・・・。
でも、ピンポイント予報で「添田町」を見ると、曇りながらも降水量「0」なので、なんとかなるでしょ。
注目すべきは、最高気温17℃、前日差−5℃。さぶくなりそう。


表に出てみると、青空なので、大丈夫そう。/でも、北Q組は雨具を携行します。
カブを倉庫から出すと、まだ夏仕様の「クールメッシュシートカバー」付けたままでした。


いくらなんでも・・・・ ってことで、外しちゃいました。
が、メッシュがケツ圧で、圧着されたようで、格子模様が・・・・。
っと、ふぁ〜さん登場・・・・。ふぁ〜号のシートにも同様の格子模様が・・・・。


早速、ふぁ〜号の前後スプロケを交換します。
ふぁ〜号のスプロケは、105cc化後も、ノーマルのF15、R40(二次減速比2.667)のままでした。
かなりの加速重視で、105ccのパワーをもてあそんでいたようです。
スタートダッシュの出だしが鋭い反面、アクセルOFF時のエンジンブレーキも相当なものだったようです。
で、今回、メーカーが推奨する、F16、R37(2.313)に交換するということです。
あくまで、「推奨」ですので、これをベースに、ふぁ〜さん好みの乗り味を模索することになるでしょう。
ちなみに、現在の しばやん号は、F16、R38(2.375)です。

左:「エルボー45°」は、常設だそうです。         右:交換するスプロケ/F16、R37(2.31)


チャッチャと交換し、英彦山を目指します。

暫く走った信号待ちで、ふぁ〜さん、
  「加速は鈍ったものの、各ギアの速度の伸びは、いい感じ。」ですと。

いずれにしても、105cc化した「ふぁ〜号」に、過去の面影はありません。
以前のふぁ〜号は、巡航時は常にフルスロットルだったのが、上り坂でも余裕の速度です。
コチラが、ギアの選択を間違えると、確実に置いて行かれます。

左:彼のヘルメットの中は鼻歌? 笑顔? ◎両方    右:4速巡航時


順調に進み、「ひこさん駅」に着きましたが、カブを安全に停める場所も無く、大勢の人が祭の会場行きのバスを待っていました。

  「カブで行ける所まで、行こう。」ってなことで、R500を上り始め、途中の看板から、林道へ進みました。

左:ここの看板から進入・・・・                 右:こんな道の連続/結構、楽しかったりする


で、行き着いた先が、ヤッパリ「進入禁止」
しかも、 警備員Aが、シッカリ与えられた仕事を全うしています。
  「一般車両は、進入禁止です。」
  「カブなんで、ソコを何とか・・・・。」というようなことはせず、お達者二人は、素直にカブを物陰に停めます。

  「あの〜、ココから祭の会場まで、歩くとどのくらいありますか?」
  「3km位だと思うよ。 すぐ先の公民館前にシャトルバスが停まるんで、乗ってったら?」
  「はい、そうします。」

って、「そうは、なりません。」 ならないんです。
何故って、バス始発の「ひこさん駅」で満員となるバスに、途中乗車できないことは、容易に想像できます。

ふぁ〜さん 「3km位は、余裕でしょう。3km位は。」
ってなことで、お達者二人は、テクシー(死語)で、会場まで行くことにしました。

左:これを突破するのは無理                 右:素直にカブを停めて、歩きます。


歩きだして、どうも歩いている人が多いな? と思ったら、「JR九州ウォーキング開催中」だそうな。

  「こんなトコロで、知った人に会ったら、スゴイよね。」とか
  「今年の紅葉は、遅いね。」とか、
  「次は、4速?」とか、言いながら、進みます。



満員のシャトルバスに、何台となく抜かれ、たくさんのハイカーと挨拶を交わし、いい加減3kmは歩いたろうと思ったところに、標識発見・・・・

  「って、おい。 警備員A。 どこが3kmじゃい。 6kmはあるやんか。

うらめしの標識


今更、駅まで戻って、バスで行くなんて選択肢はないので、更に進みます。
暫く、歩いていると、警備員Bを発見。 路肩には、CD50? 近寄って見ると・・・・

左:なんともスンゴイ CD50。                右:速度計2、回転計1、「V字金具」は何だろう


左:気分はアメリカンなプレート取付位置だそうな     右:ふぁ〜さん曰く「折畳パニヤケース」


警備員Bから見送られ、どんどん進みます。


  「バスで登っていたら、こんなポイント見れなかったね。」
と、負け惜しみに聞こえないでもないことを言っていると、・・・・

左:やっと「あと0.7km」まで来ました            右:ん〜なんとも、ダイレクトな・・・・


会場が近づいたらしく、太鼓の音が段々大きくなってきました。
やっと辿り着いたと思ったら、そこはフードコート。
お祭りの会場はさらに上だというので、おいしそうな匂いに後ろ髪を引かれながらも、さらに上へ


左:おっ、見えてきましたよ、しめ縄が。          右:ヤッパリ、祭はみんなで参加しなくっちゃね。


左:見上げるとそこには・・・・                 右:「男魂岩」です。/お祭りですから・・・・


左:会場では、太鼓の披露が・・・・ん?           右:寶朕神です。これはお祭りです。



























左:男の神様なんです。                   右:大事に祭られてるんです。いいんです。


左:男魂岩の真下に飾ってありました。          右:ふぁ〜さん、子宝祈願?


えっ? 皆さんも子宝祈願なの?


っと、突然、餅まきが始まりました。
その時、お達者二人は、ステージよりもかなり高い場所にいたので、「不利」
だって、投げている方は、明らかにご高齢。ここまで届くのか?
っと、ステージ上に、知ってる顔二人を発見。

左:なんと、「町長」と「しし汁の大将」           右:何とか声を掛けて、2個ゲット/よく届いたもんだ


イベントが終了すると、みんなフードコートに移動しています。
「しし汁」がなくなってしまいそうだったので、お達者二人はスリ抜けで、下っていきます。
何とか、「しし汁セット」とテーブルを確保し、秋の味を堪能できました。

左:空腹たちの大移動                    右:「しし汁セット」/かしわ飯付きで400円


左:旨そうなカッポ酒/カブで来てるので 我慢、我慢  右:愛犬君は、オアズケなのか?


ふぁ〜さんと「しし汁」を啜っていると、・・・・
  「あっ、○○やない。あんたこんな所で、なんしよると?」/誰が見ても、お祭りに来て昼食中だってば。
そう、北九州のヒトは、知人に会うと決まって「なんしよるん?」って、聞くんです。
って、そんなことはいいんです。
それよりも、こんな所で、私の名前、しかも下の名前を公共の場で声高に「呼び捨て」で呼ぶなんて・・・・。

声の主は、「叔母」でした。
  「オバさんこそ、こんな所で、なんしよるん?」/そう、私も北九州人です。

  「そんなことより、○○、それ食べたら変わっちゃりぃ。」/だから下の名前を言うなって・・・・
  「はいっ」/ふぁ〜さんが、リアクションに困って、急いで食べ終えた様は撮影できませんでした。

左:叔母(右)/実家でも滅多に会わないのにね。    右:チャッチャと座った剛者 叔母たち


叔母たちは、「JR九州ウォーキング」で、「ひこさん駅」から歩いてきたらしく、勿論復路もテクシー(だから死語だって)で下るとか。

さて、気を取り直して、お達者の小腹を満たします。

左:やきとり1本50円/私は2本              右:ふぁ〜さんは、4本買ってました。


左:ちまき/100円                      右:えっ? 缶ビール1200円?/違うって


左:かっぽ酒の作成現場                    右:かっぽ酒の舞台裏/お祭りですから・・・・


左:やきとりの舞台裏                     右:こちらは、ふぁ〜さんの靴の裏


左:背負ってる「武勇伝」を聞きたい。            右:アナタも結構な武勇伝、あるのかな?


左:ふぁ〜さんお気に入りの紅葉               右:町長と・・・・


お祭りを十分堪能したお達者二人。
「しし汁の大将」に、今月また立ち寄る旨を告げ、帰路につくことにしました。
復路は、並んでバスを利用しました。/ヘタレ、根性無し、何とでも言ってください。

左:ふぁ〜、バスガイド?                    右:あっ、仕事してる警備員BとCD50だ


公民館前で下車して、カブに向かって歩いていると・・・・
  「あっ、○○やない。あんたこんな所で、なんしよると?」/さっき、会ったやん。

左:ほ〜ら、やっぱり6kmやん                右:またしても会ってしまった叔母/ホントかよ〜


カブに戻り、R500で英彦山別所駐車場に向かいました。
紅葉シーズンのためか、駐車場は満車状態で、路駐も結構な台数です。


左:バイクだけじゃないと思うのは・・・・           右:お約束の軍団も到着しましたね。


これから、ふぁ〜さんのリクエストで、「まむしラーメン」に立ち寄ることにしました。
そういえば、ふぁ〜さんは、まだ行ったことがなかったですね。

でも、この時間帯に開いているのか不安でしたが、ふぁ〜さんの場所確認も兼ねて行くことにしました。
でもって、到着したのは、15時前でしたが、・・・・閉まってませんでした。

中に入ると、店主は明らかに「しまった」的な表情でしたが、・・・・
  「いいですよ。」と、暖かく迎えてくれました。
でも、注文を取る前に、暖簾を店内にしまい、「営業中」の旗を下ろしたのは、書くまでもありません。
なんでも、今日は忙しくて、暖簾を下げるのを忘れてしまったということでした。/店主に感謝。

左:店内にしまわれた暖簾                  右:今日は・・・・


左:特製「まむしラーメン」にしました。            右:チャーシュー厚ぅ。


ふぁ〜さんは、家庭内ポイント作業が一部残っていたので、温泉&甘味はあきらめ、今日はこのまま帰ることとし、R200バイパスで別れました。

んが、私は、ち〜っと回り道して帰ることにしました。
県道22号−29号−87号を走り、岡垣町まで戻ってきました。

左:食後、表に出ると、「売切れ」の表示がでてました。  右:あっ「出前屋くん」のCD125だ/海老津


温泉は、あきらめましたが、今日の〆は「甘味」ということにしました。
で、立ち寄ったところが、「イタリアンジェラートBosco−Mare」/本日の甘味/塩アイス&チーズクリーム




今回の走行距離/173km

今回の走行軌跡/下の地図をクリックするとGoogleMapが展開します。

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