●秋吉台、角島ツーリング/H19.02.12(休)


連休を前に、1日でも走りたいと北Q組メンバーにネタ振りしたところ、12日が都合がよいとのことだったので、日にちは決定。
我家の家庭内ポイントも、土日でクリアします。
でも、改めて「活動報告」を見ると、よく遊ばせてくれているもので、家族に感謝。←これもポイントになる?

話を戻します。
では、行き先をどこにしようということになります。

北Q組の現在の懸案事項として、
  @キャンプ → この時期、いくらなんでもお達者の体に悪いし、1泊はできない。
  A柳川グルメ&どんこ舟 → ふぁ〜さんが先週調査に行ったばかり。
  B別府/カピタンさんと湯ったり
  C豊後高田/昭和の町 → これはBCセットで1泊で計画すべき。
  D山口角島 → 決定です。
カピタンさん、もう少し待っててくださいね。

「角島」=「つのしま」って、読みます。
レクサスのCMや映画のロケ地としても有名ですね。
以前は離れ小島でしたが、「角島大橋」が架けられて以来、夏は海水浴、キャンプで賑わいます。
また季節を問わず、、ツーリング、ドライブ、デートスポットとして、広く知られています。
途中、海岸線を縫う国道から見える海の眺めは、走る者に四季折々の表情を見せてくれます。
それらは、ネットで「角島 ツーリング」で検索しても、容易に確認できます。

山口方面にカブで行くのは約1年前、H18.01.22(日)に「プチグルメツーリング」で、フェリーで関門海峡を渡って、下関市唐戸市場で海鮮昼食を食べに行って以来です。

が、今回はもう少し短い 足を伸ばし「角島」まで行きます。
ネットで自宅から角島灯台までルート検索すると、
  フェリー利用で 86km、
  トンネル利用で 92kmと表示されます。
途中のグルメ&温泉込みで、1日遊べそうです。


●前日/H19.02.11(日)

明日のツーリングに備えて、エンジンオイル交換します。

左:子供のスニーカーの空箱を利用して、レジ袋に靴の詰紙&新聞紙を敷きます。
  緑のレジ袋は、北九州地区では知らない人は居ない?サン○ブのモノ
右:画像は「真っ黒」ですが、そんなに汚れていませんでした。
  が、磁石付ドレンボルトには、結構「鉄粉」が付いてました。



●当日/H19.02.12(休)

朝起き、気になる天気予報をチェックします。
雨の心配はないものの、最低気温3℃[前日比−4]、最高気温12℃[+2]
最高気温は、まあまあですが、風が強ければ体感温度はもっと低いと思います。
2月の角島はミスチョイスなのか?

さて今回、本州へのルートはフェリーを利用します。
「関門海峡フェリー」の小倉/日明港(ひあがり)9:00発に間に合うよう、
「東の集合場所に、8:00集合、8:15出発」としました。

左:朝日が眩しい                   右:コンビニ朝食


本日のお披露目
左:DAXさんのハンドルプロテクター/ホンダアクセス製ですね。
右:同じくグリップヒーター/でも今日の予報は3月上旬の陽気


ふぁ〜さんのGPSユニットの固定ケース/百均?「これで大丈夫。」「大丈夫?」



本日の行き先は「角島」しか決めていませんでしたが、主治医改め北Q組専属ツアーコンダクターは、プランを考えているようです。

20分程で、日明港へ到着。9:00出発便を待ちます。
フェリーの旅客運賃は、125cc以下350円(運転者込み)で13分の船の旅が手に入ります。
  「約27円/分」 電卓を叩いた自分が恥ずかしかったりします。
「乗降時間があるから、もっと安いよ」と思ったあなたは、立派なアマノジャク お達者です。




北Q組5台による、「カブで船首占拠作戦?」



陽も高くなり、3月上旬と言われる陽気で、客室に入ることなく、デッキで13分の船旅を楽しみます。
彦島に着き、ツアコンの後に続きます。
彦島トンネルを抜け、元「彦島有料道路」(現在無料)の彦島大橋を渡ります。

R191から脇道へ、そしてタイホンダ製品を取り扱う「ENDURANCE」へ立ち寄ってみました。
10:00開店なので当然閉まってます。
月曜店休ですが、今日は振替休日なので「もしかしたら」という期待虚しく、お休みが確認できました。
訪問は、次のお楽しみとなりました。

左:無料となった彦島大橋から日本海を望む/2月の空と海とは思えません。
右:月曜閉店だった「ENDURANCE」



気を取り直して、秋吉台を目指します。
   山口県の道路は、「ツーリングに最適 = 取り締まりにも最適」
という公式がありますので、しばやんが編隊の前方を担当します。
なぜって? → 整備記録を参照

ツアコンさんの案内により、サンデー ホリデーペースカーも適度にかわすことができ、信号の少ない道を快適に走れました。
秋吉台スカイラインに入ると、突然、観光ペースカーに阻まれます。
今までが超快適だったために、ストレス源となります。
大排気量車は平気で抜き去って行きますが、お達者は適当な場所で休憩を取って回避します。



左:秋吉台スカイラインで休憩中の北Q組
右:CT乗りさん、キャブ調整するの図



左:秋吉台オートキャンプ場で休憩/昨年北Q組で来るはずでした。
右:場内にはトロン温泉/今回は入りません


ここで、オートキャンプ場内の食堂で昼食にしようという意見もありましたが、
  「いいや、仙崎まで出て、海鮮モノがよい。」
との複数意見が出ましたので、民主主義により、日本海を目指します。

秋吉台から、一気に坂を下ります。
心なし編隊がバラけます。
って、バラしていたのは、私です。つい・・・・ 新車 深謝

仙崎港に着きました。
お土産屋のきれいなお姉さん オバさんの誘いを振り切って、食堂に向かいます。
海鮮モノの食処は数件ありますが、一昨年家族で食べたことのある「みすゞ」にします。
名前の由来はたぶんご当地出身の童謡詩人「金子みすゞ」さんでしょう。
近くに記念館もあります。

お昼の混みあっている時間を過ぎていたのか、座敷は貸切り状態でした。
メニューを見ると、以前よりも種類が増えているように思います。
  「お姉さん、オススメは?」
  「今日は、みすゞ定食の煮物がアラ炊きになってます。」
  「はい、それ5人分。」
即決も、お達者には大切です。
  「あっ、一つご飯大盛りね。」 ←誰でしょう?
  「おかわり自由ですので、・・・・」

「みすゞ定食」/1,575円


「みすゞ定食」、結構お腹一杯になりました。
おかわりの方は、「お土産やで食べんといけん。」とのことで、結局おかわりしませんでした。

お店を出ると観光客の方が食事のお店を探しているようだったので、
  「ここ、おいしかったですよ。みすゞ定食がオススメです。
   今日は特別に、煮付けがアラ炊きになってました。ご飯のおかわりもできますよ。」
お節介は、お達者の証です。

さて、お土産タイムの自由時間です。
かまぼこ、一夜干し等々各自買い込みます。

左:DAXさんがおいしそうに食べていた「お魚コロッケ」/私も、ツアコンさんも、CT乗りさんも・・・・。
右:おかわりの方は、「お魚コロッケ+焼きたてちくわ」でした。


ここから、「角島」を目指して、R191を日本海沿いに西進します。
が、途中、北Q組恒例の「温泉」に立ち寄ります。

山口県も県内随所に温泉が点在しますが、今回立ち寄ったのは、日置町の「黄波戸(きわど)温泉」。
利用したのは「日置農村活性化交流センター」
お達者世代が「農村」といえば、「明るい農村」ですね。
  「じゃあ、明るい漁村は?」っと思うでしょ。
ちゃ〜んと、あったんです。「明るい漁村
  ※お達者未満世代はネットで調べること。

そんなことは、どうでもいいんです。
当該センター(←硬い?仕事柄です。)は、小高いところにあり、浴室内からも日本海の絶景が拝めます。
入湯料400円は大歓迎です。
ヌル目のお湯にゆっくり浸かり、お達者を満喫します。

左:地域色100%
右:窓の向こ〜には日本海が見えます。みえる?左側が露天風呂



休憩できる大広間には、竹で編んだ枕も貸し出しており、お昼寝の方もチラホラ。

お達者必須の湯上り甘味は、自販機アイスクリーム
またも「期間限定」に惹かれてます。
えっ、これってまだ限定期間中なの?

確か、昨年12月のバイクブロス誌撮影会/志賀島の帰りに立寄った津屋崎町の「潮湯の里」にもあったような気がします。



さて、R191に戻り「角島」を目指し、「角島大橋」に着いたのが、16:15でした。
各自ココの定番カットで、写真を撮ります。



で、いざ渡橋。

左:坂を登って小さく見えるのが、ツアコンさん、CT乗りさんです。
  ふぁ〜さん、DAXさん、しばやん(撮影)と続いてます。
  最○速アタックと行きたいところですが、向かい風と西日が相当強いです。
  って、もしかして先行の二人は、アタック中?
右:橋を渡るともう陽が傾き、眩しくて運転しづらいです。サングラス掛けてしまいました。




島中央部に位置する食堂&物産店の「しおかぜの里」の横を素通りして、「角島灯台」まで行きます。

専属グルメガイドが、「珍しい具のたこ焼き」があるとのことで、期待していましたが、時期的なのか、時間的なのか、お目当ての「たこ焼き」は売ってませんでした。






しかし、そこには気になる看板が、・・・・

イカも「一夜干し」でなく、「白昼回転乾燥地獄」と化しています。

「美人海女二人組による海の幸直売所」
微妙〜な謳い文句ですが、・・・・

って、もう看板に反応したお達者がお店に向かってます。




で、・・・・・「おいっ」

  「広告に偽りあり」
  「JAROに通報」
  「やっぱりか」
  「ある意味、期待は裏切らなかった」

既に北Q組は、言葉を交わさず目で意を感じ取れるまでの域に達しています。




○○やんが、得意のツッコミで、
  「おネエ〜さん。美人海女の二人は、どこ行っとぉーと?」
さて、何と答える?
  「ああ、海女さんじゃろ? 今、海に潜っとぉーよ。
   暗くなったら、戻ってくるけど、待つ?」
『一本〜ん。』主審、副審、旗が3本上がりました。ものの見事な背負投げで完敗です。

きっと、同じようなことを言う観光客がたくさん居るので、鍛われ、培われた技術なんでしょう。
駆け出しのお達者なんて、赤子扱いでした。

また、メニューに200円と書いてあるイカ焼きを、平気で「特別割引で200円」って売ってます。
メンバーが「やっぱり、JAROに通報モノ」と、目で語ってます。ハッキリ読み取れます。
でも、全員買っちゃいました。

さらに、店のオジさん。
  「あんたら、看板にウソ書いとるっち、思いよるじゃろ。」
ギクっ、このオッさんも北Q組の心中が読めるのか?
  「看板の左上を、よ〜っく見てみぃ。」

  「はい、JARO通報の件、は撤回します。」



きっと、ココの人は企業の新入社員研修に引っぱりダコ間違いなし。
題目は、「相手に不快な思いをさせることなく、円滑に路上物販する方法
             −美人海女二人の実例/JAROには通報させない−

でも、でも、でも、「」でも「JAROへ連絡モノ」だと思うのは、私だけ?

さて、サザエも食し、帰りの時間が気になるところです。
帰り際に、後から来た観光客が、「美人海女は、どこ・・・・」とか、聞いてます。
ココは商売大繁盛ですね。

本当に時間がなくなってきました。
帰りにもフェリーを利用したいのですが、「18:20発」が最終便です。
現在17:00、1時間強で彦島まで戻らなくてはいけません。

左:角島灯台から角島大橋に向かいます。/随分影が長くなってます。
右:R191からの夕陽


頑張って、R191を南下しますが、振替休日によるペースカー&片側単車線がペースを落とします。
  「はい、フェリー最終便、到底ムリです。」

途中の給油時に、「人道orトンネル」を協議しましたが、民主主義により「関門トンネル」利用が採択されました。

左:影は更に長くなってきました。
右:とうとう陽は沈んでしまいました。


下関市街に入ると陽も暮れ、交通量も増えてきます。
結局「関門トンネル」に着いたのは18:30でした。

バイクは料金所で通行料支払に手間取りがちなので、先頭者が全員分支払うことにしました。
先頭者は私です。
北Q組にはいつもお世話になっているので、ここはドドーンと私が全額負担します。
  「5台で100円」
そう、関門トンネルの原付2種の通行料は「20円」なんです。
50cc未満の原付1種は、通行料「20円」で「人道トンネル」を手押しで通行しなければなりません。

どちらも財布にはやさしいのですが、
  適度な運動で健康に良いのが「人道トンネル」。
     でも「健康<苦痛」だったりする。
  排ガス充満で健康に悪いのが「車道トンネル」です。

料金所通行の際、100円差し出し、
  「原付5台まとめて100円で。」
  「カブは、人道ですよ。」と言われ、鼻息荒く、
  「5台とも2種です。」
で、無事通過。

でも、トンネル内の熱気、排ガスには辟易としてしまいます。
やっぱり、お達者は350円でもフェリーがいいと、実感しました。

九州に戻り、西を目指します。
が、途中で寄り道です。ネット等で有名な「MADMAX」さん。
19時の閉店間際に滑り込みセーフ。

店舗裏&2階に車両、1階にパーツが展示してあります。
ココは私は始めてでした。
  「ふ〜ん。こんなものが、こんな値段で売ってんだ。」 勉強になりました。
ドラえもん倉庫、整理しなくっちゃ。

左:「MADMAX」の看板
右:非売品だそうです。


閉店時間とともに追い出され、夕食の場所を探します。
が、適当なところが見つからず、今回はファミレス「ジョイフル」に決定。
各自、健康とカロリーを気にして注文。

そこで、本日の反省会とカブ談義。
  「今日は、よ〜け走ったねぇ〜」から始まり、
  「あの温泉は、眺めもいいし、穴場でいいね。」とか、
  「天気が持ったのは奇跡的。北Q組としては拍子抜け。」とか、
  「雨具着らんかったのはどれ位ぶりか憶えていない。」とか、
  「グリップヒーターの効果を発揮するまでもない陽気だった。」とか、
  「部材が揃ったので、近々、エンジン組み直す。」とか、←私じゃないよ。
  「キャンプと別府行きも計画を具体化せんといけんね。」とか、
  「3月18日のOHVミーティングin唐津の都合つく?」とか、言ってます。

  「81ccだと、坂が辛い。」
あっ、ふぁ〜さん、言っちゃった。これにメンバー即、反応です。
  「じゃあ、タケガワの腰上106はどうよ?」とか、
  「新しく出たカブ用120kmスケールのスピードメーターと込みでどうよ?」とか、
  「いっそ、ヘッド、キャブ、マフラーも込み込みでどうよ?」とか、
  「夏のボーナス分は、北Q組が預った」とか、・・・・ もう、最高です。

で、「○○やんの暫定浮気エンジンって、本命になったの?
  「はい、もう3,600km越えてます。
   オイルも昨日換えました。
   もう少し、待っててね。復活祭しますから。
   必ず、きっと、たぶん、でしょう、だったらいいな・・・・」

反省会を終え、ココで解散です。
今日も、丸1日楽しめました。

本日の走行距離:298km/結構走りました。
←トリップは前日給油時にリセットしたのでズレてます。


帰ってきた夜、顔がヒリヒリします。
スキーでもないのに、2月に日焼けしてました。


ふぁ〜さん提供/山口県西北部をグルっと1周って感じ?


inserted by FC2 system