帝都徘徊/H18.12.21(木)〜23(祝)


12/21(木)

今の仕事は、この時期に上京する用務があり、午前便を利用して上京です。

出発ロビーで、スタッフとコーヒーを飲んだ際、
  「クジを引いてください。」
  「はい。じゃ、コレ」
  「おめでとうございます。当たりです。」
福引でないので、鐘は鳴りません。

で、マグカップもらっちゃいました。
今回の上京に際して、幸先よいのか、運を先に使ってしまったのか・・・・・?

帝都では缶ヅメ作業なので、フリーな時間も期待できないことから、上京の連絡&人と会う予定は入れていませんでした。
しかしながら、作業進行上の都合で、22(金)の午後にポッカリ時間が空いてしまいました。

12/21(木)の夜は、作業終了後に帝都勤務職員と「やるき茶屋/赤坂通り店」で酒宴です。
注文に店員さんが、「ハイ、喜んで」と対応します。
それに因んだのかどうなのか、飲み放題で出された焼酎が、「喜んで81」。
「品名:焼酎甲類」、「原産国:ベトナム」ですと。

  「どうなのよコレ。九州人をナメとんか。」と思いつつ、短時間で瓶は空に。
次に出てきた瓶は、「薩摩○○」
  「おっ、まともな芋焼酎もあるやん。」
  「ハイ、交渉済みです。」と、さすがウチのスタッフ。
  「よっしゃ、飲み直し、飲み直し。」気持ちの切換えは大事です。
美味しくいただきました。
その後、新橋でラーメンを食して、ホテルへ。

左:九州の飲み屋では見たこと無い「焼酎甲類」
右:上京の際、立寄る新橋駅近くのラーメン屋。店の前に「替玉無料券」あり。


さて、今回のホテルは、「東横イン 官邸南」です。

この建物ではありませんが、社会問題となった建築基準法違反も是正済です。

文字通り「首相官邸」のすぐ隣なので、ホテルの入口近くには、警官、白バイ隊員が数名、昼夜を問わず、官邸を警備しています。

深夜、→の写真撮ってる時に、職務質問されたことは言うまでもありません。挙動不審?

ロビーのパソコンで、掲示板に書き込んで、就寝。



12/22(金)
午後の空いた時間に何をするか考えた末、カブ関係で「帝都徘徊」することにしました。

まず向かったのが、「モトメビウス」です。
ここは、「カブ軍団幹部」がよく出入りしているお店で、カフェカブパーティーの仕掛け人ですね。
私も2001年の「カフェカブミーティング/青山」に上京参加した時以来のお付き合いで、訪問は1年半ぶりでしょうか?

事前連絡も無くうかがうと「メビママ」、「若社長」に歓待していただき、暫しカブ談義。
残念ながら、「メビパパ」には、お会いできませんでした。



左:店内のマグナにキャブが2個?
右:モンキーRにエキパイが2本?
  何とこの2台、「L型ツインエンジン」なのです。
  縦側のオイルラインは大丈夫なのか?


青山のカフェカブも10回を数え、京都でも開催しており、いずれは九州でも・・・・とか、
福岡の「カブ号専門 カブドリーム」にも興味を示した様子でした。

また、来年の京都カフェカブの日程を5月下旬で調整している段階だということで、
  「日程が決まれば、九州のカブ乗りにも声を掛けて参加します。」
という約束をして、お店を後にしました。
北Q組諸氏、頑張りましょうね。

ここで、カブ軍団の「9Kさん」に連絡しましたが、突然のことで残念ながら調整不可能とのこと。
来年1月にも上京の予定があるので、事前調整して会うことを約束しました。


さっ次は、「マイ・ウェイ」に行きます。
私は初めてで、新宿から西武新宿線を利用します。
随分前からオリジナルのカブグッズをリリースし、大勢のカブ乗りの支持を得ているお店です。
店員の方には、嫌な顔せず丁寧に対応していただき、ついつい長居してしまいました。

左:お店の内外には、オリジナルカスタムのカブ、パーツがズラリ
右:トレードマーク? 由来等、聞き忘れました。


左:CD系のレッグシールドが気になった1台。
右:マイ・ウェイとは無関係。駅からの通り道に・・・・・ここまでやるとはさすが帝都。



次は、「東京堂」に行って、「帝都カブ3大店制覇
と、いきたいところですが、以前に立寄ったことがあるため、今回は別の所に行くことにしました。

三栄書房」。そう、「モトチャンプ」の出版社です。
2006年10月号99頁の「HP探検隊」に、当サイトも紹介されました。
ここには、2002年4MINIパラダイス/鈴鹿市に参加した際、知り合いになった「Cさん」がいらっしゃいます。
2005年の「モンゴリミーティング/青の洞門」にも駆けつけ、現地で一緒に走りました。

がしかし、何度も何度も携帯に電話するも、出ません。出ません。出てぇ〜。
出張かなぁ?とも思いましたが、「行っちゃえ。」

住所からビルを確認して、エレベーターで3階に上がると、そこには、・・・・
「受付嬢」は居なくて、「内線一覧表」&「内線電話」がお迎えです。

内線一覧で、Cさんを探します。
ありました。肩書きとしては上の方です。
偉いんだ。それとも同名?
人物を外見、行動から判断してはいけません。きっと、偉い方なんです。

とりあえず、電話します。「ピッポッパッ」
  「Cさんですか?」
  「はい。」
  「北九州のしばやんです。」
  「えっ?どなた?」 やっぱり、同名の方?
  「北九州のしばやんです。」
  「あ〜、で、何で内線電話なの?」
  「受付にいます。」
  「すぐ行く。」

すぐ来ました。1年ぶりです。
  「何度も携帯鳴らしたけど、出なかったので来ちゃいました。」
  「あれって、しばやんかぁ〜。メモリー消失しちゃってて、
   てっきり、キ○バ○ラ嬢かと。」 って、こんな濃い「お嬢」、客が付かんでしょう。

会議室で、暫しカブ談義。
で、4MINIちゃんぷ編集長の方を紹介してくれました。
私はスーツ姿で仕事用の名刺しか持ってません。
まるで、「営業」のような名刺交換です。
そう、お達者カブ倶楽部&北Q組の広報活動で来ているんです。「営業」なんです。
名刺も机の上に相手の着席順に並べます。社会人の常識です。
話を聞くには相手の目を見て、大きく相槌し、話すときは小さな手振りを交えることは忘れません。
それよりも早期にカブ用の名刺を作らねば、いけませんね。
※帰着後に編集長さんの名前を調べると、「パッチさん」でした。

こちらから、
  「お達者カブ倶楽部ホームページ掲載後、アクセス件数が伸びました。」
  「来年3月に福岡にカブ号専門 カブドリームが開店予定です。」
  「北Q組も、お達者ながら健闘してます。平均年齢? どうでもいいんです。」
に対し、
  「モンゴリ倶楽部さんみたいに、九州でカブのイベントを企画してほしい。」
  「事前に連絡もらえば、取材する。」
  「ちゃんぷが主催して九州でイベントをする際は協力してくれ。」
  「若くないんだから、お達者も自覚を持って、末永く活動してくれ。
等々、1時間ほど楽しく過ごさせていただきました。
北Q組諸氏、例の企画モノもありますし、これからイッキに忙しくなりそうですよ。ホントに。

左:受付は3階です。受付嬢は居ませんのであしからず。
右:4階のモトチャンプ編集部。左がパッチさん
  一読者が来るところではないそうです。いいんです。営業です。


さぁ、次は?
もう、暗くなってますので、本日の広報活動は終了です。
夜の徘徊を計画しますが、結局映画を見ることにしました

上京した際、時間調整で映画を見ることがあります。
利用するのは、有楽町の映画館。ポイントカードも持ってたりします。
上映作品を調べ、「硫黄島からの手紙」に決定、ネットでチケットも購入します。
上映時間は、19:00〜21:45。
観終わって、いっぱい 1杯飲んでホテルへ帰るスケジュールでOKです。

指定座席制&完全入替制です。
前の上映が終わり、混雑するロビーで、・・・・・・・
見覚えのある顔が歩いてます。
頭の中を整理するのに少し時間が掛かりました、・・・・。「K氏?」
そう高校の同期生/東京在住の「K氏」に間違いありません。
  「おい、K氏。」 と、腕を掴みます。
こっちは整理済ですが、相手はまだ整理できてません。目が踊り気味です。
  「しっ、しばやん? 何でココに?」 
  「映画を観に。」って、そんな事は判ってます。

こちらの事情を話すと、K氏が携帯で誰かに「1人・・・・増えても・・・・」とか電話してます。
  「OKだな。ヨッシャ」 何がヨッシャ?
  「しばやん、行くぞ。」 だから何?
  「え?」 今から映画が、半券が、もう中に入ってるし・・・・

何でも、これから新橋で関東の同期生4人(男子2人、女子2人)で忘年会があり、その時間調整で映画を観ていたらしい。

私の頭の中で、
  「神がかり的再会」=「 同期忘年会」=「滅多に会えない」 > 「映画」=「 明日でも見れる」
と整理するのに時間は掛かりませんでした。
この再会が、女性なら、・・・・

で、新橋で3人と合流。
  明日見る映画のあらすじを教えてくれそうになった優しい 「K氏」
  3年の時に同じ男子クラスだったけど、付き合いの無かったB型の 「A氏」
  上京して7年?同期では関東の姐御と慕われている 「Y嬢」
  同期のグランマ1号で、Y嬢との強力タッグで関東を仕切る 「H嬢」
突然の参加にも暖かく迎えてくれ、5人で終電間際まで飲んでました。
ありがとう。「嬢?」



12/23(祝)
午後の便で北九州へ戻ります。

今日の予定は、もちろん映画のリベンジです。
10時上映分に予約を入れます。
K氏のアドバイスもあり、少し前の席を予約しました。

ロビーで、また誰かに会わないかと、キョロキョロしたのは、言うまでもありません。

→の「3,600円分の半券」は、記念に持っておこう。


やっぱり戦争はいけません。
映画館を出ると13時前です。
空港に行くには、まだ時間がありますので、「恵比寿」へ行きます。

我家御用達の「モンベル」があります。
2階のアウトレットは福岡の店よりも品揃えが多いので、上京の際よく立寄ります。
が、今回はめぼしいものが無く、何も買いませんでした。


恵比寿駅近くで昼食を食べても、まだ時間があります。
で、立寄ったのが「GOOD SPEED」

第1回4miniパラダイスが北九州で開催された際に知り合った、モンキーRを持ってきたショップで、今はドリーム50でレース活動を精力的に行なっています。
あいにく、今日は年間レースの表彰式が「もてぎ」であっており、出払ってました。


さっ、程よい時間となり、羽田空港へ向かいます。
チェックイン後、時間があったので「LION」で、ビールを1杯。2杯。
「帝都徘徊」を思い出しながら、至福の時を楽しみます。
いい気分で会計を済ませていると、
  「ピンポ〜ン。北九州へご出発のしばやんさん。
   只今、最終の搭乗をご案内しております。
   お急ぎ、1番搭乗口までお越しください。」

  「えっ? 私?」 まだ、出発時刻の15分前です。
とりあえず1番搭乗口まで急ぎます。
手荷物検査場で、お嬢さんが待ってました。
名前を聞いてなかったので、「ジェニー」とします。
  「しばやんさんですね。最後の1人です。急ぎましょう。」
と、搭乗券を私から奪い取ると、ジェニーは搭乗口にダッシュします。
1番搭乗口ですから、当然端っこで、走破距離は最長です。
動く歩道を尻目にジェニーは快調にストロークを伸ばします。

前を走られると抜きたくなる性格は代えようがありません。
チョット無理してジェニーを抜き去り、ほろ酔い気分の頬に心地良い風を満喫していると、
ジェニーがかぶせてきて、抜いていきます。
走りながら、
  「ジェニーさんの脚、キレイ早いですね。陸上ですか?」
  「中学の時、中距離でした。
  「そうですか。」 そうなんだ。
ブラスバンドだったお達者は、ついて行くのがやっとです。
ゴール地点では、10m以上離されていました。
お達者は、息があがり、ゼーゼー状態、額に汗も滲んでます。
ほろ酔い気分もブッ飛んでます。
ゲートインして振り返ると、バイオニックジェニーが笑顔で手を振ってます。

肩で息して、飛行機にたどり着きました。
  「遅くなって、すいません。」
  「走って来たんですか? そこまで急がなくても、良かったのに。」
  「えっ?」
  「搭乗予定の皆様が揃ったので、アナウンスさせていただきました。
   正規の出発時刻までは、まだ少々ございます。
   ご協力、ありがとうございます。
   搭乗員は、ドアモードを・・・・・・・」

  「おい、早歩きで充分間にあっとったやん。ジェニー」
と、思いつつ機内に入ると、
  「コイツのせいで、出発がおくれたんだい。」冷たい視線で熱烈歓迎です。
飲み物サービスにも気がつかずに、北九州空港に着きました。

左:羽田空港のツリー
右:北九州空港のツリー


2階の出発ロビーに上がり、娘のリクエストの「豆乳ロール」を購入します。
カピタンさんの所からの帰りに買って以来、お気に入りのようです。
羽田で買うと荷物になるので、私としても好都合です。しかも安い。

北九州空港から自宅近くまで空港バスが運行されているので、それを利用します。
運賃も、今年度末迄は700円のところが、500円に割引されています。
飲んで帰れること&高速代・駐車料金を考えると利用しない手はありません。

定刻に出発すると、空港バスがリムジンに変更です。
10mを越す車両に、お客は私1人。しかも専用運転手付です。

左:我家御用達の「豆乳ロール」/クリスマスバージョンのリボンでした。
右:独り占めのリムジン


家内が、リムジン降場まで車で迎えにきてくれます。
  「偶然K氏と会った」とか、
  「クジでマグカップが当たった」とか、
子供のように伝えると、
  「そう、私は金曜の忘年会で○円分のビール券が当たったよ。」
  「スゲぇ」 大人じゃん
恐るべし我妻。頼りにしてます。これからもヨロシクです。


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