●大観峰モンゴリミーティング残念ツーリング/H18.09.16(土)
 − あわや カブ炎上? −



9/17(日)大観峰で、モンゴリミーティングが予定されていた。
北Q組5人も、参加すべくそれぞれが車両整備、日程調整、家庭内調整を行なっていた。
  ○メンバーの 強要 勧めでボアアップ&強化クラッチ組込みをした者がいた。
  ○暫く乗ってなかったNICE110を整備して、間に合わせた者がいた。
  ○製造元にムリ言ってマフラーを調達した者がいた。
  ○子供の運動会と重なっても、ミーティングを選んだ者がいた。
  ○全員出社日も怖くない者がいた。
みんな、頑張って参加しようとしていた。
前日9/16(土)には、阿蘇ライダースハウスに泊まって、楽しく過ごすはずだった。

でも、・・・・そう、台風13号が、九州直撃です。
9/15(金)主催者側の苦渋の選択で、10/1(日)に延期となりました。

はいそうですか、でわ・・・・とならないのが北Q組です。

すぐさま、「残念ツー」の企画が出されます。もちろん温泉付きプランです。
「西の集合場所に9時」で決定です。
それが決まった9/15の21時、私はまだ残業中です。
それよりも何よりも、その時点でしばやんカブは、走行不能です。
OH後のフロントフォーク組み込んでません。
深夜帰宅後にフォーク組むことも出来ず、就寝。



で、9/16(土)残念ツー当日です。

私が都合で外出していたことと、天候の様子見で、集合時間が11時に変更されています。

私が帰宅したのが10時15分。
即、フロントフォーク組込みです。

左右のフォークを差し込み、キャリパー、前輪、フェンダー付けて、約10分で電撃終了です。
身支度、荷物を積み、出発。10:37でした。

雨は降っていませんが、皿倉山方面は、どんよりしています。
集合まで、時間がありません。とにかく急ぎます。

急ぎます、急ぎます、チョコっとだけ飛ばしました。チョコっだけです。

着きました。10:59で、何とか間に合いました。
  ※右の画像が何を物語っているか、分かる方は分かるはず。「M 100.1」

交換したばかりの「水本マフラー MR−01」バッフル付けた状態でセッティング出す前ですが、これは煮詰めると使えそうです。煮込んではいけません。

集合時間に間にあったのは良いのですが、いるのはDAXさんのみ。
尋ねてみると、集合を30分繰り下げたとのこと。
ふぁ〜さんが、私のフロントフォーク組込み作業を見込んで、繰り下げてくれたようです。
早速、ふぁ〜さん、デングリガエルさんに謝罪と既着の旨を連絡し、集合待ち。

左:左がDAXさんのNICE110、右がデングリガエルさんのWAVE125−Rの帰国子女姉妹
右:水本マフラー、フロントフォークOH(堅めオイル)のしばやんカブ


11:30前、4台揃いました。
今回、CT乗りさんは、都合で欠席です。
まずは、赤村の「源じいの森 温泉」を目指します。
一応、雨具を着込んでの出発です。

今回の編隊は、次のとおり。
 1号車 デングリガエルさん
 2号車 ふぁ〜さん
 3号車 DAXさん
 4号車 しばやん

本日は、数日前にボアアップ、強化クラッチを組み込んだ「ふぁ〜号」の慣らしツーも兼ねており、1号車のデングリガエルさんは終始、速度調整に気を使ってました。←私にはムリ。

12時を過ぎ、お腹を満たそうと、デングリガエルさんお勧めのうどん屋へ

各自、お好みのうどんでお腹を満たしました。
食事を終え、外に出て空を見上げると、所々雲の切れ間も見えます。
ここで、しばやんカブは、「エルボー君」取り付けです。効果は前回の「残念ツー」で実証済です。

いよいよ、「源じいの森」を目指します。
デングリガエルさんの道案内で、快適な道を走るはずだったのですが、世の常「ペースカー」が行く手を阻みます。

で、温泉に到着するも、駐輪場が見つかりません。
天候も気になることから、東屋に4台入れてしまいました。
幸い、温泉利用中も、カブ移動の場内アナウンスもありませんでした。
駐車場の車の台数からすると、中は空いてました。

露天風呂で4人集まると、カブ談義。
これからどうするか?
  「雨も降ってないし、このまま阿蘇まで行こう。」とか、
  「大観峰はムリでも、ライダースハウス泊だけでも。」とか、
  「第一目的地だった、豊後高田 昭和の町だけでも行こう。」とか、
  「中津、耶馬溪、山国から、野峠で英彦山越えで帰ろう。」とか、
  「ふぁ〜号をいつピンクナンバー化するか。」とか、←しつこい?でも、いつかきっと
とにかく勝手です。
話の続きは、休憩大広間でということとなりました。

お達者たちは、甘味が好きです。
休憩大広間には、パフェはありませんでしたので、かき氷、アイスなどを食します。
かき氷1杯とアイス2個が同じ値段なら、アイスを選ぶお達者もいます。
残念ながら、麦ジュースは「×」です。大人です。

カブ談義の続きで、
しばやん「今度の水本マフラーどぉ? バッフル付けとったけど?」
メンバー「(3人揃って、) うん、前より全然静かよ。」
までは良かったのですが、それから、・・・・
   「今やから言うけど、前を走られる時は、最悪やった。」とか、
   「家に帰っても暫く耳鳴りがしていた。」とか、
   「いくらなんでも、・・・・ねぇ」とか、
もう、私”けちょんけちょん”です。
ヨシムラT4は、モンキー時代から使っていて結構、気に入っていたマフラーだけに、プチショックでした。
でも、これからは、水本マフラーで楽しみます。楽しむんです。
が、バッフル外すには、勇気がいるようです。白い目に打ち勝つ心臓が必要です。

と言う具合に、ゆるゆる過ごしましたが、そろそろ出発しなくてはなりません。
「豊後高田 昭和の町」は閉館時間が17時とのことで諦め、とりあえず行橋−豊前−耶馬溪−山国方面を目指します。


県道34号−行橋/快適なローカル線です
−国道10号
   ナンバーカチ上げのガキンチョスクーターの追い越しに、「カチン」ときますが、
   「スイッチ」は入れません。大人です。
   ふぁ〜号の慣らし運転のため、デングリガエルさんも右手がプルプルです。大人です。
   でも、単騎運転だったら・・・・。大人です。
−道の駅「豊前おこしかけ」/素通り:えっ?
−道の駅「しんよしとみ」  /素通り:ええっ? お達者4台はジェントルに先を目指します。
−県道16号/初めて通りましたが、使える快適な抜け道です
−国道212号/耶馬溪独特の景観を左に快走です。
   耶馬溪ダムに入る交叉点の信号待ちで、デングリガエルさんと「左に行くと楽しいよねぇ。」と、
   顔を見合わせますが、先に進みます。大人です。
−道の駅「やまくに」/やっと休憩です。



ここでデングリガエルさん、
  「しばやんのライト、軸がズレてない?」

見ると確かに横を向いてます。反射板も何か変です。
この前カゴライト、ネットで超廉価で購入。
樹脂製で、どうか?とも思いましたが、そのまま装着してました。

しばやん「とりあえず、今日帰りついたら、取り替えときます。何とか持つでしょう。持たんかったら、HPネタですよ。」

と言うことで、出発しました。



↓道の駅「やまくに」を出る時の空(17:48) ホントに台風って、来てるの?

−国道212号−日田
   下り坂が気持ちよいですが、あれれ?霧が、霧が濃くなってます。
−国道386号線−夜明
   これから先、食べるところが無いので、「夜明」で夕食。って、まさかの「金比羅うどん」
   大人ですから、「また、UDON?」なんて言いません。各自、工夫して注文します。
   ココは以前は、やれて、小汚い、いい風情あるお店だったのに、ファミレス化してました。

さてそろそろ帰ろうかと、デングリガエルさんが携帯で天気図を確認しました。
「あら、黄色と赤の帯を横断せんと、北九州に帰れん。」
それって、平たく言うと降水量の多いところを通って帰るってことですよね。→→「そう」

で、外に出ると、既に真っ暗で、ポツリポツリ
雨具を着終わるころには、結構雨脚強くなってきました。

−国道386号線−杷木
   結構どころか、土砂降りです。
   雨がシールドに反射して前が見づらく、中央線を目印に走ります。
   増して、しばやんカブは風防付です。視界最悪です。
   でも、確実に雨を遮ってくれます。
−県道52号線−国道212号線
   小石原への長い登り坂です。
   雨粒から霧雨に変わり、霧が濃くなり、益々前が見えません。
   スリリングこの上ない状況です。対向車のコーナーワークが気になります。

−道の駅「小石原」
   入口の標識も見えず、危うく通り越してしまいそうでした。
   着くと駐車場、貸切です。雨は降るというより、霧雨が纏わり付く感じです。


暫く、天候の様子見をしていましたが、好転する兆しなんてありません。
ここから、嘉麻峠越えではなく、添田町経由で帰ることにしました。


さあ皆さん、長らくお待たせしました。
ここから、「あわや、カブ炎上?」の始まりです。

小石原から、英彦山駅方面への長〜い下り坂です。
しばやんカブのライトが、チラチラし始め、突然消えました。
雨によるライトスイッチ(Hi-Lo)不良かと、カチカチ、カチカチするとまた灯きます。
そんな状況が、何度かあった後、カチカチしても、とうとうウンともスンともしなくなりました。
でも、よ〜く見ると、ライト回りから光が漏れてます。切れてはないようです。
ど〜う考えても、良くない状況にかわりありません。
ホーンで前走のDAXさんに、ライトが「×」の旨を伝え、作業のための明るいところを探します。

ありました、日本の誇る24時間働く「自動販売機」しかも2台です。コカコーラさんありがとう。
天使の明かりの前で、カブを停め、エンジンストップ。

・・・・・・・・・・。秋の虫の声しか聞こえません。涼しげですねぇ。

って、ライトから、湯気? いや、煙が出ています。
辺りには、樹脂の焦げる香ばしい香りが。

DAXさんが、先行の2台を呼んで戻ってきました。
デングリガエルさん「帰り着くまで、持たんかったねぇ〜。で、どうする?」
しばやん「どうもこうも、何とかするのが、北Q組でしょう。」
と、早速作業開始。

手持ちの工具を確認すると、キャブ調整用で持ってたドライバ、ラジオペンチと上のライトケースに入れていた予備球、タイラップです。
まぁ、これだけあれば、大丈夫っしょ。

まず、逝ってしまったライトケースを開けてみます。

あ〜ら、見事に反射板が溶けちゃってます。
球には溶けた樹脂がべっとり。
よくもまぁ、こんな状態で走っていたものです。反省。
今後は、組み込む部品には、注意したいものです。

そんなことより、復旧作業です。
  「予備球があるので、カゴ前ライトに行っているソケット&
   配線を上のライトに持っていけばOK。
   よっしゃ、難しくないやん。」

で、作業中に、「ネジ」がポロリ
デングリガエルさん「あった、あった、500円落ちとった。ラッキィ〜」 →

だから、「ネジ」は? 
神様。こんな時に、運の悪い者もいれば、良い者もいるんですね。

で、なんで私が、・・・・



ここで、スペシャルゲスト
家の前で、男4人が騒いでいると出てきたのか、ただ単に自販機にジュースを買いに来たのか、男性登場。
タオル頭に巻いて、ヒゲをたくわえてます。
緊張です。苦情の一発でもと構えていたら、

男性 自動販売機からジュースを取り出しながら、「おっ、カブやん。僕も持っとるよ。」
北Q組「はい、ツーリングの帰りにトラぶって、夜分にご迷惑おかけします。」 ←大人の挨拶です。
男性 腕組みして、「えっ、こっちのもカブ? ん?こっちのも?」 ←こっちの話なんて聞いてません。
北Q組「はい、こっちが・・・・で、ここがこうなってて・・・・、台風なのに・・・・」 ←始まりました。

早速、カブ談義です。
  「50ccやけど、林道なんかも行ってるよ。」とか、
  「道中、雨と霧で大変でした。」とか、
  「今度、ご一緒しましょう。」とか、
  「ふぁ〜さん、ピンクナンバーにしましょう。」とか、←しつこい?って、言ってない。
みんな笑顔です。私、汗出して復旧中です。

作業は、500円ゲッターのデングリガエルさんのサポートで、ライト点灯を確認、配線回りを整理し、復旧作業を終えました。

工具を片付け、話に加わろうとしたら、既に彼のカブが並んでます。
50ccのカスタムで、結構乗り込んでいるようです。


ここで、北Q組、お達者カブ倶楽部の宣伝して、「ボアアッブして、カラードナンバーになって、一緒に走りませんか?」とか、既に洗脳モード突入です。
私もつい、「ハンドルネームは何にします?」とか、言ってます。

で、速攻ハンドルネーム決定「ももさん」
理由は、彼の職業にあり、今度お店に立ち寄ることを約束して、再出発です。

そこから、小雨の中を北上でします。
最後にスタンドにより、給油。
デングリガエルさん曰く、「拾った500円で満タンになった。」ですと。
ホント、全くもって燃費の良い帰国子女姉妹2台です。2台とも50〜60kmですと。私の倍やん

その後、デングリガエルさん、ふぁ〜さんと別れ、DAXさんと途中まで流します。
DAXさんNICE110&しばやんカブ110です。
慣らしは必要ありません。2車線の裏道です。半日定速走行で心も体も暖気十分です。
「行きますか」 必然的に、高速モードへ。
路面が濡れていますから、それなりでしたが、スリリングな走行を楽しみます。
3速も引っ張って、4速へ。 って、赤信号にパト発見。
横の車線に並びましたが、決して目なんて合わせません。大人です。
青信号でパトが左折するのをキッチリ確認して、ポーズボタン解除。大人です。
10分足らずでしたが、早期キャブ調整を痛感しました。
DAXさんと別れて、単騎モードで更にテンション上げたいところですが、本日トラぶったことを思い出し、控えめモードに変更です。大人です。

無事に帰着し、道具を片付け、濡れものを整理して、風呂に入って、さぁ冷蔵庫。
ガっビ〜ん。麦ジュースの冷やし置きがありません。
これは、神様の仕打ちか?試練か?
速攻、冷凍庫に入れましたが、我慢できずに10分ほどで飲みましたが、冷えがイマイチでした。


今回は、大観峰への1泊ツーが中止となり、残念ツーとなりましたが、雨にもメゲず楽しめました。
また、私のトラブルがきっかけで、新たな出逢いもありました。
ホント、CT乗りさんとの出逢いも、偶然でしたね。

近々、「ももさん」お店に行きますよぉ〜。北Q組は有言実行です。

                                          (ふぁ〜さん提供画像を含む)


カブ炎上?の原因となった部品たち。



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